酸ヶ湯温泉旅館(1)お部屋・お風呂編~25年9-10月 大人の休日倶楽部パス スペシャル旅行記その13

旅行

この日のお宿は「酸ヶ湯温泉旅館」さん。

「酸ヶ湯(すかゆ)」は国民保養温泉地指定第1号でもあり、温泉ファンならずとも大変有名ですよね。

八甲田山を歩いてクタクタであろうことを見越して、こちらを予約しておいたのです。

人の出入りが絶えない、大型旅館。

それでは入ります。

ロビーの一角にある、ねぶた。

浴衣コーナーがありました。

本館は内装工事が比較的近年になされているのか、とてもキレイな印象。

一転、レトロ感のある湯治棟の三号館へ。

酸ヶ湯には日帰りでしか来たことがなく、泊まるのは実は初めてです。

炊事場にはガスや電子レンジ、調理器具も揃っていました。

8畳のお部屋は、昔ながらの質素な造り。

それでもWi-Fiはちゃんと繋がります。

洗面所・トイレは共用(気持ち良く使うことができました)。

今日は疲れを癒して寝るだけだと思っていたので、これで十分です。

お茶請けは山塩ようかん。

とにかく汗を流さないとということで、男女別の小浴場「玉の湯」へ。

ボディーソープやシャンプーはここにしかなく、洗い場として利用するのがこちらになります。

(近畿日本ツーリストのサイトにあった画像です)

有名な「ヒバ千年風呂」とは源泉が異なりますが、こちらも白濁した酸性の硫黄泉。

人がほとんど来なくて一人でゆっくりと湯浴みができる時間帯が多く、ドバドバとお湯が注がれるさまも含めていたく気に入ってしまい、滞在中3回も浸かることとなりました。

そして、真打ちの「ヒバ千人風呂」。

(JR東日本のサイトにあった画像です)

日帰り入浴客も含めて、160畳もの体育館のような広さの大浴場(混浴)は大変賑やかでした。

総ヒバ造りで柱一本ない異空間、熱(ねつ)の湯・冷の湯・四分六分の湯・湯滝と4つの異なる源泉。

300年以上にわたり多くの人々を癒してきた国内屈指の酸性硫黄泉は、とにかく懐の大きさを感じさせる温泉でした。

山歩きの後の温泉はやはり格別です。最近は温泉に行く際、「その前に歩けないか?」と考えるようになりました。
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