旅行二日目の4/6(月)。
この日は「つるがシェアサイクル」で敦賀市内観光をすべく、敦賀駅立体駐車場に向かいます。

この赤い電動自転車が、この日の相棒。
ドコモ・バイクシェアアプリで乗る自転車を指定し解錠します。
同時に交通系ICカードをカギとして登録(これは超便利!)して出発です。

まず向かったのは、氣比神宮。
高さ11mの荘厳な佇まいの大鳥居は、外国人観光客に大人気。
一番上にある笠木(かさぎ)の、両端の反り上がり具合が美しいです。
「厳島神社大鳥居」「春日大社一之鳥居」と合わせ、日本三大木造鳥居の一つとされています。

松尾芭蕉が訪れた場所としても知られています。

境内を進んでいくと、大鳥居周辺の賑やかさから一転、落ち着いた空気が流れていました。

続いて向かったのは、前日に訪れた金ケ崎宮近くにある「人道の港 敦賀ムゼウム」。
「ムゼウム」はポーランド語で資料館の意。
敦賀港は、1920年代にポーランド孤児、1940年代に杉原千畝が発給した「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港で、それにまつわる歴史や交流を伝える場所となっています。
まずシアターで上陸の経緯などを学ぶことになります。

館内は一部を除き撮影禁止(こちらはポーランドの民族衣装)。
ポーランド孤児の物語のアニメーションや、「命のビザ」のレプリカやユダヤ難民輸送業務を担った大迫辰雄氏が残したアルバムなど、心を揺さぶる展示物がたくさんありました。
また、来館者のほとんどは外国の方で、展示物をゆっくりと見られているのが印象的でした。
日本人には分かり得ない感情があるのかもしれません。

道を挟んだ反対側には開放的な金ケ崎緑地が広がっていて、海を臨むことができます。

海に突き出しているのは、帆船のデッキを模したボードデッキ。
大陸に向かうイメージですね。
自転車を止めて、潮風を身に受けながらこの界隈をのんびりとボードウォークするのも楽しいです。

すぐ近くに、敦賀鉄道資料館。
この建物は、かつて「欧亜国際連絡列車」の発着駅であった敦賀港駅舎を再現したものです。
とんがり屋根がオシャレ。

中に入ると、鉄道模型や信号機や制服などの実物資料が展示してあります。

2階には、蒸気機関車が飛び出して見えるトリックアートも。

そして「欧亜国際連絡列車」の説明。
明治45年から新橋ー金ケ崎(後に敦賀港駅と改称)間で運行され、ウラジオストク直行の船に連絡し、そこからシベリア鉄道を経てヨーロッパへと通じておりました。
敦賀はヨーロッパと日本を結ぶ、まさに玄関口だったということです。

かつては船旅で1ヶ月かかっていたのを、東京ーパリ間を17日間で結べるようになりました。
この時刻表、「莫斯科」(モスクワ)「伯林」(ベルリン)「倫敦」(ロンドン)「巴里」(パリ)といった都市名があったり、道中の「曜日」の表記があったりと、ちょっと考えられないスケール感で面白かったです。

そして予想外に面白かったのが、これまでの敦賀と鉄道との関わりについて延々と流していたこのDVD。
こちらの資料館にはだいぶ長居してしまいました。
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