米子駅に戻りまして、今度は石見神楽トレインで西に向かいます。
なお予定を詰め込んだために昼食を取る時間がなかったので、とっとり花回廊の園内で菓子パンを食べて済ませました。
最近は胃袋が徐々に小さくなっているせいか、ランチは軽めにしたい感じですね。
米子駅の車両基地。
気動車王国の山陰本線ならではの風景です。
安来駅で下車。
ここから送迎バスに乗りまして。
足立美術館にやって参りました。
1970年に開館し、5万坪にも及ぶ大庭園と横山大観を始めとする近代日本画の収蔵で名高い美術館。
その日本庭園は、アメリカで発行されている専門誌が実施するランキングで、17年連続で日本一を誇るそうです。
自然の山々を借景とした見事な「枯山水庭」。
広々としたロビーから白砂の海の広がりをじっくり眺めることができます。
この池庭の風景ですが、窓枠を額縁に見立てて絵画のように見せる写真をよく見ます。
四季それぞれで大きく印象が変わりますよね。
真ん中やや右に落ちる滝は、「亀鶴の滝(きかくのたき)」。
横山大観の名画「那智乃瀧」をイメージしたものとのことです。
「生の掛軸」。
木造の建物の床の間の壁をくりぬき、あたかも絵画がかかっているかのように滝の景色を窓越しに楽しむことができます。
「白砂青松庭」。
こちらも横山大観の「白沙青松」をモチーフとした庭園で、白砂と鮮やかな緑の松のコントラストが見事。
ただこの風景はちょっと情報量が多いかな(苦笑)
この他、撮影禁止ですが豊富な美術品コレクションも見どころたっぷりです。
4月にオープンしたばかりの「魯山人館」も良かったです。
私も各地の器を集めてみたい気がしてきました。
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コメント
足立美術館庭園はたしかに一見の価値はあると思いますし、実に丁寧に手入れがされており、手間暇がかかっているなと感じます。
が、書かれているように、人工的というか、意図的に難解な宗教的な背景というようなものは避け、美しい日本庭園を作り込むことそのものに丹精をかけている印象が強く、京都の禅宗のお寺の枯山水などを見ていると、なにか違和感というか、居心地の悪さを感じました。
大山ですが、あの山は見る角度、位置によって、富士山の裾ののように見えたり、屏風のように見えたりしますね。
一度、上までのぼってみたいと思っています。
行ってみて、伏見の光さんがおっしゃっていたことが分かる気がしました。
ちょっと整い過ぎている感じはしましたね。
大山は日帰りで登れるものの階段がきつそうですね。。