大きなベンチのある牛首分岐から、見晴に向かって出発します。
ニッコウキスゲの群落です。
鹿の大好物だそうで、食害により尾瀬ヶ原ではかなり数が減ってきているそう。
見るなら、尾瀬沼に近い大江湿原の方が良いそうですね。
朝に咲き夕方にしぼむ、一日花。
すぐ花が萎れてしまうので、ニッコウキスゲの見頃にピッタリと合わせて訪れるのは、なかなか難しいようです。
少し脇道にそれると、下ノ大堀畔に出ることができます。
この辺りは尾瀬の代表的風景の一つと言っていいでしょう。
一面にミズバショウが咲く時季の写真をよく目にしますが、雄大な景色を目の当たりにした感動は写真では伝わらないですね。
池に浮かぶのは、小ぶりでかわいらしいヒツジグサ。
燧ケ岳がだいぶ近くなってきました。
カラマツの葉っぱのようなお花の、カラマツソウ。
花火のような特徴的なお花の、ドクゼリ。
竜宮十字路に到着。
そういえば午後雨が降る予報ということもあって先を急いでいたこともあり、竜宮現象を観察するのをすっかり忘れていました。
少しお腹が空いてきました。
いい感じの場所にベンチがありましたので…
ここで梅田屋旅館さんに作っていただいたお弁当を食べます。
おにぎりが大きくて(鮭と昆布だったかな?)、大変食べ応えがありました。
正面に見えるのが龍宮小屋です。
ここが「中田代」と「下田代」の境目になります。
雰囲気が変わって、いったん樹木の間を通り…
沼尻川を渡ります。
この川が群馬県と福島県の境目になります。
「下田代」をひたすら歩いていくと、見晴の小屋群が現れました。
サワランが咲いていました。
見晴に到着!
振り返れば、やはり至仏山。
歩き始めてから休憩を入れて4時間弱くらい。
思えば遠くに来たもんだ。
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