高配当株より増配株(1)~配当太郎さんへの共感。

投資スタンス

本日から複数回にわたり、私の配当金に対する向き合い方について述べてみたいと思います。


まずは、配当金について再考するための題材として最近読んだ、配当太郎さんの処女作、『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』のお話から。

この本の要点を私が共感できた部分を中心にまとめると、以下の通りになります。

  • 配当株投資は最低でも10年は必要な「長期投資」であり、10年は持ち続けられる銘柄を選ぶべき

  • 株は自分の代で売らなければいけないものではない。
    手塩にかけて育て上げた「カネのなる木」は次世代にも活用してもらおう。

  • 現在高配当を出している企業の株ではなく、増配しそうな企業の株を早めに買って持っておく(配当利回り2%を目安に)。

  • 年間の受取配当金など明確な目標を設定し、そこに向かって株を買い続ける。

  • 「追加投入」「再投資」「増配」を通じて、雪ダルマのように増えていく配当金そのもの(「配当ダルマ」)に意識を集中し、株価の動向には一喜一憂しない


私の経験から照らし合わせてみても、長期投資における一つのアプローチとして意外と実用に耐えうる方法論であるという印象を持ちました。

特に最後の意識づけの部分が素晴らしいですね。

個別株の初心者にとっては吸収しやすく、著者なりの投資哲学もしっかり感じられて、この手の書籍の中ではかなり良心的な一冊と言えるでしょう。


さて、ここからが本題です。



早いもので、私もこの5月にはリタイアして6年になります。

現在の収入で一番大きいのは配当金であり、そのありがたみを月々実感しているところです。

それこそ、振込の都度、日記に投資先企業への感謝の言葉を綴ろうかと思っているくらいに。
(これは明らかに竹田和平さんからの影響です。)


しかしながら、会社員時代は配当金に対しての関心が薄かっただけでなく、むしろどちらかと言えば否定的な考えを持っていたのです。

次回はその理由と、そこからの考え方の変化について述べていきます。

(続く)

竹田和平さんの教えの数々が、時間差で自分に効いてきているのを実感します。そのお話はまた別の機会に。
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コメント

  1. むう より:

    配当金、むしろ増配株について、
    どのような意味合いがあるのか、
    次回楽しみにしています!

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