たぶん長期投資を行っていると自負している方ほど、年数など気にしていないと思われます。
長期投資とは要するに、ある種の心構えのことを指して言うのではないでしょうか。
私は岡本和久さんの定義が一番しっくり来ます。
長期と短期は、必ずしも年数で表せるものではないと思うんです。
岡本和久『長期投資道』
短期は投資の対象が株価である、そして、売買によって利益を出そうとする。
長期は投資の対象が企業である。
そして、保有することで、企業の成長とともに自分の資産を増やす。
私はいつも、そう答えるんです。
私が「投資」をするつもりで株式を購入する時、そこには出口までの期間という意識はありません。
少し前に書きましたが、エントリー時点では永久保有(暫定)のつもりです。
結果的に思い違いによって数ヶ月で終わることもしばしばですが。
期間であえて分けるとすれば、NVICの奥野さんがそうされているように、「長期」と「中短期」というのがいいかもしれません。
後者には、期間も考慮しつつ効率的に「売買」で儲けるという意識が働いている気がします。
私も待機資金の活用については「中短期」のスタンスですね。
「長期」か「中短期」か。
その区分はエントリー時点においては決まっているものの、実際の期間は事後的に分かるものだと私は考えています。
(ちょうど元祖積立王子の中野さんが最近記事を書かれていたところでした。
→「3年?5年? 真の長期投資は年数では図れない」)
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