私は投資に自分の価値観や想いを込めたいという意識が強いため、現在は個別株投資がメインです。
そこに、設けられたNISAつみたて投資枠やiDeCoの制度をありがたく活用すべく、投資哲学に共鳴でき長期厳選投資を行うアクティブ投信(「コモンズ30ファンド」「おおぶね」)を少額ながら組み合わせる形で運用をしています。
「好きなものに囲まれている」運用はとても心地良いものですが、その一方で好きなものにこだわっているがために、どうしても偏りは出てくるというデメリットがあります。
運用している2つのアクティブ投信に関しては、コモンズ30ファンドでは国内大型株(特に資源・エネルギーや精密テクノロジー分野)、おおぶねでは米国株と、自分の手薄な分野をカバーすることを意識してはいます。
それでもこの2つでは、昨今の相場を主導する米国ビッグテック企業株のほとんどや、金利上昇局面でダメージを軽減できる銀行・保険株は外れてしまう形になってしまうんですよね。
そんなことを考えているうちに、投資信託の大きなメリットの一つに、認知資源を消費せずに済むことがあるのではないかと思い至りました。
注意や思考、判断の伴うことをまるごとアウトソーシングできるのは、こと苦手分野に関してはきわめて有効ではないかと。
だんだん脳も衰えていくことに加えて、苦手分野のことを考えないで済むメリットも意識しながら、補完する役割としての投資信託や業種別ETFの組み入れなどを検討していきたいです。
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