「余白を残す」。

投資スタンス

先月、馬淵磨理子さんがXで以下のようなことを口にされていたのですが、大変共感するものがありました。

自身のYouTubeでは「最新の情報」はお届けしてますが、視聴者の皆さまが意思決定される「余白を残す」ことを意識してます。意思決定は人間としての楽しみでもありますよね。


私はブログやXなどで投資先企業について言及することがあります。

「その企業の素晴らしいところをみんなに知って欲しい!」という思いがあってそうしているのですが、一つ注意していることがあります。


それは「投資仮説について、全てを言い切らないようにする」ということです。

個別株に投資するからには、やはり自分なりに投資ストーリーを組み立てて行いたいですし、他人が作ったストーリーをそのままトレースして投資しても、それは面白くないと思うんですよね。

少なくとも自分はそうです。


加えて、「まだ織り込まれていない価値」を、むやみやたらには自分からオープンにしない方がいいとも、だんだん考えるようになりました。

自分が微力ながら企業に働きかけることによって、IRに反映させていただく方がベターかなというのもありまして、最近はもっぱらそちらに関心が向いております。


ということで、私がブログで個別企業に触れる際にも、自分がその投資で一番オイシイと感じている仮説・ストーリーはハッキリとは書かないようにし、「余白を残す」ことをこれからも心掛けていこうと思います。

「投資は自己責任」というのはリスク回避の意味だけじゃないですね。自立した投資判断の結果から学ぶ機会の重要性も、この言葉は訴えているのだと思います。
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