株価が上がる要因を自分なりに分解してきましたが、この辺で投資先選定にどう活かしたらいいかをまとめます。
この式を③→②→①の順で考えてきましたが、私の「脳内スクリーニング」の実際もこれに近いです。
以下の通りポイントを列記しておきます。
(1)業績が悪い期でも、赤字にならないこと
(2)ROEの水準が十分高いこと(二桁は欲しい)
(3)ROEが改善する要素があること
(売上高純利益率↑、総資産回転率↑)
(4)安定性↑、成長性↑の要素があること
(5)視聴率がまだ低く、高まる可能性があること
「株価」というあやふやなものを相手にするからこそ、(1)~(4)の要素で可能な限りリクツを固めておくというのが、基本的な考え方です。
そして、上記におけるキーはやはり(3)です。
(3)が(4)を伴っていることも多く、その企業が「変化」したことが広く知れ渡るにつれ、(5)(視聴率の高まり)も実現していけば、株価的にもオイシイことになります。
つまり、(3)×(4)×(5)のコンボで株価上昇を狙うということですね。
環境変化にひるむことなく、自ら前向きな変化を起こせる企業、明日を切り拓ける企業こそ、長期投資に相応しいと考えております。
これが私が投資先選定においてとても大切にしている考え方で、だからこそ「ROEの変化」に注目しているのです。
(終わり)
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