まだあと1日残っておりますが、投資に関する振り返り的なことを一部書いておこうと思います。
今年は金融引き締めサイクルに本格的に入ったことにより、成長株に多く投資している私にとっては明らかに逆風であることを、早い段階で認識しておりました。
選択肢としては、
①逆金融相場なりのポジションに変更する
②耐える
の二つがありましたが、私は後者を選択しました。
それぞれの投資先に込めた想いを断ち切ることは難しく、そこまでして短期的に増やす方向に舵を切ることに興味が持てなかったからです。
また、逆金融相場、逆業績相場で活況となるジャンルの企業に、自分の考えを曲げてまで投資したいと思えるものがほとんどないということもありました。
一方で救いであるのは、「金利」は循環的である、つまり上げられたものはいずれ(景気後退を経て)下げられるということです。
よって、2~3年我慢すれば、また成長株にとって良い時期が来るだろうとも考えていました。
ということで、「少なくとも今年いっぱいは目先のパフォーマンスのことを意識するのを止め、安くなるであろう主力株を集めていく年にしよう」と決めました。
この方針に基づき、日々の言動として今年の途中から心掛けていたことがあります。
それは、
「日々の自分の資産の増減について、口にしない」
「日々の投資先企業の株価の上げ下げについて、口にしない」
です。
良い時も悪い時も。
5年後に投資先がどうなっているか、本源的価値はどの辺りかといった、未来の方向へ意識をフォーカスするために、目先のことから来る脳内のノイズを排除する狙いです。
成長が続くことを前提に、また金融相場に入った時にそれぞれの企業が評価されるようになればいいかなと。
面白いもので、私の場合は実際に口にしないようにすると、本当に日々の資産や株価の変動に対する意識が薄れてきました。
メンタル的にも、その効果は事前に考えていたよりも大きかったです。
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