リタイア後の銘柄選択で意識するようになったこと。

投資スタンス

リタイアして1年以上経って強く思うのは、日々漫然と暮らしていると、銘柄ピックアップの感度が働きにくくなってしまうということです。
自分がポンコツになってしまったという危機感が非常にありますね。

兼業時代を振り返って実感するのは、仕事を通じて入手する業界周りの独自情報は、他の投資家に対する優位性につながるということです。
自信を持って保有を続ける支えにもなりますし、これを活かさない手はありませんよね(もっと活かすべきでした)。

また営業で取引先の経営者とお話しする中で、ふとした話から思わぬ投資のヒントを得るなんてこともありました。

残念ながら自分で取りに行かない限り、今の私にはそうした情報ソースはありません。
また私は普段から街中を歩き回る人間でもないので、小売・外食等の業種で他の投資家に先駆けてヒラメキを得ることも考えにくいなと思っています。

専業投資家の多くは、日中ザラ場を見られることを利用し、値動きそのものに着目してビビッドに反応していくスタイルですよね。
一次情報的なものが取得しづらいだけに、それも分かる気がします。
ただ私はそこに踏み込みたいという気持ちは無いんですよね。

ということで、「儲けの機会」を常に探し回ることは止め、「とにかく強い!」(持続的な競争優位性が明確に認められる)と感じられる企業群を絞り込んでおき、その中の組み合わせでポートフォリオ運用をしていく形へと、より傾斜していくようになりました。
いろいろ試行錯誤した結果、これが自分が一番納得のいく形ですね。

こうして頑固なじいさんが仕上がっていくんでしょうか(苦笑)
まあ、それもアリかなと思っています。

岳南のED501(引退済)並みに、息の長い投資家でありたいものです。
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