アーリーリタイアを機に新ブログに移行後、早くも半年が経ちました。
今の生活にもすっかり慣れてきましたが、何より良かったのは一人で考える時間が増えたことですね。
私は元々一人の時間が必要なタイプで、だからこそ週末に一人旅に出かけることが異常に多かったのですが、今は平日に家にいて日常的にその時間を作れるようになりました。
最近よく考えるテーマの一つは、「日本株投資の大衆化」についてです。
このフレーズは、アバントグループの共通ミッションである「経営情報の大衆化」にヒントを得たものです。
そもそも日本株への投資が、多くの国民にとって一般的でないことに違和感を持っております。
株主優待に頼らなくても、もっとカジュアルに、そして長い目で日本株に投資できるようにならないものかと。
もしそうであれば、海外情勢に引きずられてこんなにボラティリティの大きい市場にはなっていないでしょうし、やむを得ずそれに適応するための短期トレードをする必要性も薄れるのではないでしょうか。
このブログでも日本株を楽しみながら投資する姿を伝えていけたらと思いますし、あまり過剰な情報を得ようとしたり、難しいところに入り込もうとしなくても、そこそこの運用を続けられるようなスタイルを提案していければと思っております。
もう一つのテーマが、「デキュムレーション」についてです。
フィデリティ退職・投資教育研究所の野尻哲史さんがよく仰っているのですが、アキュムレーション(資産の積み上げ)の後にある、運用しながら資産を引き出すという概念ですね。
米英では盛んに議論され制度も整備されているようですが、日本では「人生100年時代」という言葉が盛り上がっている割には、この概念は浸透していないですよね。
実際にそれをするのはまだまだ先のことになりますが、増やすことばかりでなく、そろそろ上手に運用しながらゆっくりと引き出していくこと、そして子供に引き継いでいくことも自分なりに考えていきたいなと思っています。
ということで、とりとめの無いことを書きましたが、これからも宜しくお願い致します(できましたら時々”ポチッ”も…)。
通算で「何十周年」を迎えられるブログにしていけるよう頑張ります!
コメント
40代でアーリーリタイヤされ、健康面等で特に大きな問題がなければ、時間もありますし、これからできることももかなり色々なことが考えられるかと思います。しかも、それが「させられる」ことではなく「自分で考えてやりたいことができる」というのがよいですね。
資産運用というと、最近はどうも低コストで合理的なインデックスファンドの積み立て等が推奨されることが多い印象があります。
これはこれで一つの方法としてはいいし、資金的にはこの運用を中心にするというのでもよいのですが、この国で生まれ、育ち、生活していくのであれば、日本株の個別銘柄に投資するのはやはり面白いし、単に儲かるかどうかということ以上にいろんな広がりができ、そのこと自体が自分の財産となるところがあると自分自身の経験から思います。
時間を有意義に使い、やりたいことをするためにも、健康面は気をつけないとですね。
資産運用のあり方については、色々考えさせられます。
日本の個別株投資の楽しさ、そして仕事や人生へのフィードバックについて、
自分なりの形で多くの人に伝えていきたいと思っています。
11周年、おめでとうございます。
気が付いたら節目を過ぎていたというのが自然体で良いですね^^b
数年前からろくすけさんのブログに出会い、色々と学びを教えていただきました。
この情報を共有することで、私自身も投資家として、一個人として成長できたと思っています。
これもひとえに、ろくすけさんの有益で暖かい人柄が滲み出る記事のおかげだと感じています。
最近は、アーリーリタイアされてから更新が頻繁になって嬉しく思うとともに、
投資家の一面以外も拝見することができて、今後のご活躍が楽しみでもあります。
これからも15年、20年…と年輪を1枚1枚重ねるように継続していかれることを祈念しています。
この活動が、一人でも多くの「日本株中長期投資家」が増えるきっかけとなるとありがたいですね。私もその想いに共感しております。
ありがとうございます。
自然体といえば聞こえがいいですが、天然でございました (^^ゞ
温かいコメント、こちらこそとても励みになります。
年輪を重ねるように・・・ですね!
真っ当に投資に取り組む仲間を、少しでも増やしていけるよう、自分なりに頑張っていきたいと思います。
これからも宜しくお願い致します。