ワンイン・ワンアウト。

投資スタンス

ミニマリスト、断捨離界隈で使われるこの言葉。

「一つ買ったら、一つ捨てる」

これはポートフォリオ運用でも大事なことだと感じました。

基本的に「買いたい病」な私ですので、放っておくとどんどん銘柄数が増えていきます。
だんだん管理が行き届かなくなってくるんですよね。

「ろくすけカブス」という仕組みを作ったことで、ある程度メリハリを利かせて注意を行き届かせるようにはしているのですが、それをより徹底するために 新しい銘柄を一つ組入れたい場合、意識的に一つを外す 形を採ろうと思ってます。

ワンイン・ワンアウトの目的。

組入れたい銘柄をA、外す銘柄をBとしますと、AとBのどちらを採用するのか、よく吟味するようになるのが大きいです。

AにBを大きく上回る魅力がなければ新たに採用しないということですから、安易な銘柄数増加が避けられ、良質なポートフォリオを維持することにつながります。

あと私個人の問題として、今までは待機資金の置き場として買っていた優待株を売却してしまい、入金投資法ももはやできなくなってしまったという事情もあります。

新しい銘柄を組入れる際は、手持ちのものを売却して資金を捻出しなければならないという、寂しいフトコロ事情に伴う対応に迫られることとなりました。

売る順番をあらかじめ決めておく。

ワンイン・ワンアウトをより効果的に運用するためには、あらかじめどれを売るかを想定しておくのが良いと思います。

手持ちの中で普段から売る順番を決めておくと、監視銘柄で「これは!」と思う買いのタイミングが来た時に、スムーズに入れ替えられますよね。

その際には、山本潤さんの『初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略』にあったように、内需を売るなら内需、外需を売るなら外需といったように、全体の中でバランスを取ることも大事ですね。

そうして十分に準備しておくことで、「なんとかショック、バッチ来い!!」という心境に少しでも近づけたらと思います。

本音は来て欲しくないですが(笑)。ただ、たとえそうなっても、冷静に振る舞えるようにはしておきたいものです。
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コメント

  1. MARCHAN より:

    私も同じで、余裕資金をすぐ使ってしまいます。以前、商社株の三菱商事から伊藤忠に乗り換えるのに、余裕資金を使いました。おかげで、含み損はだい分、回収しましたが、コロナ後に三菱も値上がりするのではと欲をはって、塩漬けのままです。結果、その後の売買は、何かを売って、何かを買うということになり、つくづく、待機資金の大切さを感じます。
    私は、いつも、各分野のいい銘柄(あくまで自分好み)を揃えておきたいという、マニア的なところがあって、投資と同じくらい収集を楽しんでいます。
    不肖の息子はなかなか離せられないし、優秀な子は手放したく無いし、困ったものです(笑)。

  2. 6_suke より:

    手がかかる子ほどかわいいとも言いますしね(笑)

    待機資金はなかなか引き出せないところに退避させておいて、大暴落まで使わないという風に徹底できると良いのですが、頭ではそう思っていても私もなかなか実行できていません(苦笑)

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