穏やかな決算シーズンでした。

投資日記

4-6月期の決算シーズンがピークアウトしました。

この記事のタイトルには「えっ!?」と驚かれるかもしれません。

個々の企業を見ていけば、神風が吹いてポジティブサプライズがあったり、まさかの減益や赤字転落などのネガティブサプライズがあったりで、連日の開示のたびに悲喜こもごもの方も多かったと思います。

ただこと私に限っては、いつになく穏やかな日々を過ごすことができました。

穏やかに感じられた理由。

理由は2つあります。

一つは、良くも悪くもサプライズが期待できなさそうなポートフォリオを組んでいたからです。

現在保有しているのは、コロナ禍の影響が軽微そうで無難な業績推移が見込まれる企業が中心になっていて、そうでないものも「このご時世では悪くて当然だよね」という企業ばかり。

世間の物色の対象外で、変に期待が上乗せされていなかったのが良かったのだと思います。

もう一つは、今回は保有企業といくつかの監視対象の企業以外、全く見ないようにしていたからです。

「すぐ儲かりそうな機会」を見出せるようなトレーダーとしての資質が無いことを自覚しており、また時間ができたからといってそれを埋める努力をしようとも思わなくなってきたので、もう「銘柄当て」や「四半期ごとの答え合わせ」のゲームには参加しないことにしようと決めておりました。

そうなると、監視の対象外としている企業の業績の進捗率や前年同期比などは、どうでも良くなるものですね。

私が関心があるのは、+50%や+100%といった短期間の大きな変化率ではなく、年率+10%前後で十分なので、着実な低ボラティリティの成長が10年・20年のスパンで持続することです。

今回のシーズンは日替わりで一部の銘柄に極端に人気が集中し、また離散もしたりして、色々なドラマがあったのだと思いますが、私にとっては別世界の出来事でした。

割り切りも必要では。

何事も中途半端は良くありません。

トレーダーとして勝ちを追求するのであれば、開示をくまなくチェックし、需給を読み、「すぐ儲かりそうな機会」を貪欲に探す努力が必要であるように感じます。

生半可な対応で成功を収め続けられる世界だとは思えません。
(でもなぜか自分だけは可能だと人は思いがち)

私にはそういう覚悟がないので、今のスタイルを採り続けることにしました。

だから「これは前からマークしていたから、取れたはずなのに!」みたいなことを言う資格は、私にはありません。

凡人は自分の能力や努力の範囲外のことはきっちり線引きし、ある種の割り切りをした方が、穏やかに幸せに過ごせるように思います。

リタイアから1年強経ち、時間配分をより強く意識するようになりました。
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