長期投資においては、パイの取り分を奪い合うということではなく、パイそのものの未来に向けた成長に期待している部分が大きいと思います。
その意味で、長期投資の構えであれば、たとえ個別株の株主同士であったとしても、仲間作りというのが成立しやすいと考えております。
12/10、つばめ投資顧問としての初めての試みである、会員総会及び懇親会が開催されました。
これは長期投資をするという「志」を持って集まった会員の皆様が、運営者側のメンバーや他の会員の方々と相互にコミュニケーションを取る場にできれば、という意図を持って企画されたものです。
普段は顔が見えない中、オンラインのサイト上での匿名での情報交換がなされていたのですが、今回初のリアル(+オンライン)の多人数での会合となり、結果としては成功裡に終えることができました。
同じ価値観がベースにあったためか、会員の皆様同士のコミュニケーションが予想していた以上にスムーズに行われていましたし、LINEグループを作られていた方々もいらっしゃいました。
(やはり女性の皆様のネットワーク構築力には素晴らしいものがありますね)
情報伝達のあり方を傘に例えた場合、傘の石突(先端部)である主催者側の情報発信者と、骨である受信者の方々との垂直的な関係に留まってしまうのは、もったいないと感じておりました。
骨と骨をつなげる、傘に生地を張るような活動に加わることができ、嬉しく思います。
そして今回、会員の皆様のお顔を拝見して、雨の時期もしのげるように微力ながら尽力したいという思いを強くしました。
私は2時間にわたる会員の皆様とのフリーディスカッション(質疑応答)と懇親会に参加させていただいたのですが、さまざまなご職業・バックグラウンドを持つ方々の多くの疑問や悩みに接することができ、また示唆もいただき、大変勉強になりました。
質問をいただいても自分が普段から考えていることはスラスラと答えられるのですが、そうでないものも当然あります。
どんな経験値の方からも学びはあると感じた次第です。
株主総会であらゆる方向からの質問に瞬時に的確に答えていく経営者の方々に、改めて敬意を表したいとも思いました。
そして何より、未来志向である長期投資のコミュニティは素晴らしいものだと体感することができました。
入口はどんな形であれ、さまざまな場所で長期投資のコミュニティができてくるといいですね。
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