今回初参加になります。
宇都宮での開催なのですが、日光に行ったばかりということもあって日帰りにしました。
マニーと言えば、「トレードオフ(やらないこと)」を明確にして戦略立案の基準としており、グローバルニッチトップ企業として代表的な1社ですよね。
質疑応答の対応も当社製品同様、切れ味鋭いものなのかどうか、楽しみにしつつ参加しました。
なお残念ながら、本年も株主総会終了後の懇談会及び製品展示は、接触感染リスク低減のため中止とのことでした。
株主総会
100席用意されていた中、出席者は40名強といったところ。
大部分がご高齢の男性の方(女性は見たところ1名のみ)で、ここまでの偏りは少し珍しいかもしれません。
議長は齊藤社長。
開発畑の方で、いかにも実直そうな印象です。
決議事項と直接関係のない質問・意見の時間については、会議の後、別途時間を設けている旨の説明がありました。
報告事項については、決算説明資料に記載している内容を、プロジェクターを使って社長が説明する形でした。
決算説明会のスタイルの短縮版といった感じです。
決議事項は以下の通りです。
- 定款一部変更の件
- 取締役7名選任の件
(ここまでで10:20)
質疑応答
1人1問までとの要請がありました。
基本的に齊藤社長が対応されていました。
なお、当社の場合はホームページ上にこの質疑応答の内容が以下の通りアップロードされておりますので、今回は筆記を省略させていただきます(良品計画で疲れたのもありますし、たまには楽をさせていただきます)。
質疑応答:リンク
簡潔にまとめられているためにここからは読み取れないのですが、1人1問ではあるものの長々と自説(質問の前置き)を述べるタイプのご高齢の方が複数いらっしゃいました。
聞いている側としては少々キツかったです。
流れとしては、以下のような形となりました。
決議事項に関する質疑応答
→議案採決
→総会終了(10:43)
→選任された取締役及び執行役の紹介(10:46)
→決議事項とは直接関係のない質疑応答
→全体終了(11:03)
所感
シスメックスの時も感じたのですが、参入障壁があって隙のない医療関連のメーカーというのは、あまり株主総会自体は面白くないということかもしれません。
質疑もそれなりの数だったのですが、齊藤社長のキャラクターもあるのでしょうか、何か淡々と進んで終わった印象です。
安定成長が見込まれ投資対象としては素晴らしいと思いますが、株主総会自体の評価は★★☆☆☆とさせていただきます。
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愛南町は交通の便は良くなく、アクセス的に東京から最も遠い場所の一つと言われるのも頷けます。でも風光明媚な景色と出会った人々の温かさはそれを補って余りあり、また訪れたいと思いました(ただし、車で)。
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コメント
総会の質疑応答を公開している点としては評価できそうですが、質疑応答が淡々としているのは確かに残念ですね。
普段滅茶苦茶おしゃべりなのに、総会になると借りてきた猫みたいな社長さんというのを聞いたことがあります。
裏で「あれするな、これするな」と制約つけられているのかなぁと思ったり、総会を何事もなく終わらせることが第一目的になっているのかなぁなんて株主に考えさせてしまうのはちょっと残念ですね。
総会レポート参考になってます。
ありがとうございます。
齊藤社長の場合は普段とのギャップはなさそうですが、世の中にはいろんな社長さんがいらっしゃるんですね。
総会をある種の儀式に過ぎないものという感覚でとらえていたら、そういうことにもなるのかなと思います。