ブログ名の一部にもなっている、「長期投資」という言葉。
これもまたあいまいで、「バリュー投資」同様、言う人によってその意味するところが異なる類の言葉でしょう。
でもそれで問題ないだろうと私は考えます。
その方にとって、「長期投資」が目的化しているのでさえなければ。
あくまで資産形成の一つの手段として長期投資をしているのであって、どういう考えに基づいてその手段を採用しているのか、自分さえ分かっていれば良いのだと思います(逆に分かっていなければ問題だと思います)。
何のためにそれをやっているのか ー 手段と目的とを混同しないことが大事ですよね。
ということで、私が「手段として」長期投資を選んでいる理由について述べていきます。
「長期投資とは、時間を味方に付ける投資である」みたいなことがよく言われます。
でも「時間を味方に付ける」とは、いったいどういうことでしょうか?
私はその裏側には、「不確実性」があると考えました。
そこから導いた私なりの解釈は、以下のようなものです。
「長期投資とは、時間がもたらす不確実性に光を見出す投資である」
「不確実性」を長くつきあっていかなければならない所与のものとしてとらえつつ、逆にそれを活かすということですね。
一方、その前提が受け容れられない方にとっては、長期投資はとても苦痛なのだろうなとも思うところです。
(続く)
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