旅行3日目、9/14(木)。
大雪高原山荘で迎えた朝。
ご覧の通りの曇り空で、昼頃から雨が降る予想です。
この日は楽しみにしていた沼巡りをするため、早め早めの行動を心掛けました。
6:30から朝食をいただけるのですが、やはり早めに出発する方が多いのでしょう、すぐに列ができていました。
朝食のおかずはお弁当スタイル。
こちらはまあ、普通です。
この後、前日に頼んでいたお弁当を受け取ります。
また戻ってくる予定ですので、キャリーケースは置いていきました。
大雪高原山荘のお隣にある、ヒグマ情報センター。
こちらが沼巡りの入口となっております。
ヒグマが多く生息する地であり、共生のための理解を深めるべく、入山前にレクチャーを受けなければなりません。
なお、入山受付は7時~13時です。
本日の状況について案内がありました。
元々は紅葉にギリ間に合うか間に合わないかという日取りで予約したのですが、結果的には猛暑の影響がここにも及んで全然でした。
クマの出没状況によって歩ける場所が変わってくるのですが、幸い全て歩けるとのこと。
クマの出没状況の図。
時季は過ぎているのですが、8月までは多数目撃情報がありますね。
15分ほどレクチャーを受け、届出をして出発です。
石や木の根が多く歩きにくい場所が散見され、所々ぬかるみもありますので、登山靴か長靴(大雪高原山荘でレンタルあり)が推奨されています。
木道には堂々とヒグマの落とし物。
水芭蕉の根を食べたと思われる食痕もあちこちにありました。
意外とアップダウンはあります。
ヤンベタップ川を渡る橋を上から見たところ。
奥には水蒸気の上がるヤンべ温泉があります。
流れの側を歩くのは気持ち良いですね。
やがて木道が整備された広い湿地帯に出てきました。
沼ももう少しです。
少しだけ木が色付いていますね。
最初の沼となる、土俵沼。
ここに来る少し手前で雨が降り出しました。
沼の周囲の草の生え方が土俵っぽいですね。
ここから先は沼が連続して出現します。
春には水芭蕉の割く、バショウ沼。
滝見沼。
雨が降っているので、写真撮影もほどほどに先を急ぎます。
ナナカマドはしっかり色付いていましたが、他の紅葉は全般的にまだまだといった感じですね。
宿の方にお聞きすると、ここまで紅葉が進む気配のない年は記憶にないそうです。
緑沼に到着。
沼巡りの中で最低限ここまでは来ましょう、という場所です。
コース内で飲食可能な3箇所のうちの一つにもなっています。
ここはこれまでの沼に比べると、ひときわ大きいですね。
山々をバックにした景色がとても綺麗でした。
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