中小型内需からのシフトをどう図るか。

投資スタンス

拙著でも少し触れさせていただきましたが、日本株がメインの個人投資家の場合、中小型の内需株に偏ったポートフォリオを組んでいる方は多いと思います。


私も実際そうなのですが、

①事業内容がシンプル
②ビジネスモデルが面白い
③勢いがある
④企業との距離感が近い

といったことを投資先選定の際に重視すると、どうしてもそのような傾向が出てしまいますよね。


ただ、なるべく違う属性・値動きの異なるものをポートフォリオに組み入れたいとなると、真逆となる大型の外需株も検討したいところです。

そして特に最近、国内消費市場の縮小が加速していくであろう中で、先々を考えると海外で稼げる(かつスケールできる)大企業のウェイトを高めておく必要性も強く感じるようになりました。

ただ難点は、中小型株ほど独自の深掘りを進めることができず、1社1社への思い入れも強くなりにくいということです。

また値がさ株が多く、複数単元を集めにくいというのもあります。


そこで対処方法として、「大型の外需株に関しては、基本的に小口分散して集めていく」ことにし、目下その方針で構築を進めています。

「いけす」の中で、投資信託のようにあまりメリハリを付けずに小口分散しつつ、「大型・外需株」の塊を作っていくイメージです。

この塊で、金額としては「ろくすけカブス」の中下位1~2銘柄相当のものを、時間をかけて作れたらいいかなと思っております。


参考にさせていただく投資信託としては、個別企業の解説も詳しい「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」「セゾン日本共創ファンド」「おおぶねJAPAN」あたりです。

ある程度集められたら、何か名前でも付けてみたいですね。

大前提として、自分の選んだ日本企業を応援したいという気持ちがあるので、このような方針にしました。
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