本日は土曜日であるにも関わらず、朝に某企業のIR担当の方から、照会していた内容に対して満足度120%の回答をいただくことができました。
平日は忙しくてなかなか回答を作成する時間がないのだろうと想像すると、本当に頭に下がる思いです。
私はIR照会はほとんど文章でしているのですが、本日はそこで私が気を付けていることをいくつか書いておきます。
相手への敬意を忘れない。
忙しい合間を縫ってわざわざ対応していただいているということを、忘れてはいけないと思います。
ネットで調べればすぐわかるようなことや、業績に直結する数字を確認するような、担当の方に負担や迷惑のかかる質問はしないようにしています。
代わりに、こちらとしても推敲を重ねていることが担当の方にも伝わるような、例えば「私はこんな仮説を立てていますが、方向感として違和感はないですか?」みたいな質問だったり、株主の立場からのちょっとした提案をしたりすることもよくあります。
不平不満をぶつけない。
株価が思うように上がらなかったりするとイライラしてしまいがちですが、担当の方はそんな苛立った株主をたくさん相手にしているのかと想像すると、気の毒にも感じます。
そういった苦しい状況にある企業に対してこそ、そんな不満を表には一切出さず、逆に「いつも変わらず応援しています」というスタンスで、より丁寧に質問することを心掛けています。
その方が先方の印象にも強く残るでしょうし、回答に対するモチベーションも高まるのではないでしょうか。
相手も人ですからね。
御礼のメールを書く。
毎回というわけではありませんが、私という一株主に対して真摯に向き合っていただいていると感じた際は、御礼のメールを返信するようにしています。
これができるのが、文章で照会している理由の一つでもあります。
(他に、担当の方の仕事の手を止めたくない、そんなに急いで情報を確認しなきゃいけないような投資スタイルじゃない、あとで吟味された回答内容を文章で見返したい等の理由もあります。)
積み重ねが大事。
こうしたやり取りを続けていきますと、半ば文通状態になったりすることもあり、担当の方とのラポールが(気のせいかもしれませんが)形成されていく感覚を得ることができます。
そして得られる情報の質も格段に上がってくるんですよね。
IR資料だけでは決して得られないような情報が、段々と蓄積されていきます。
結果にはすぐ表れなくても、「まだ投資家の間で共有されていない情報」を持っていることが、保有継続の自信につながります。
こうした投資先を複数持っていると、投資生活も充実したものになること請け合いです。



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