「資本コストや株価を意識した経営」はできている?

投資スタンス

一時期落ち着いていた「IR照会熱」が、直近でまた高まっております。

投資先各社に関する興味深いニュースもさることながら、やはり2/1に東証よりリリースされた、『投資者の視点を踏まえた「資本コストや株価を意識した経営」のポイントと事例の公表について』の存在が大きいです。

こちらに掲載されている資料では、「投資家目線とのギャップ実例」が書かれていたり、投資家から一定の評価がなされている上場会社の「事例集」があったりして、投資先に確認すべきポイントがよく理解できます。

別途、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表も月次で公表されるようになりました。

リストに名前の挙がっていない、未開示であるプライム市場・スタンダード市場の上場会社に対して、「資本コストや株価を意識した経営」をどのように捉えているか、開示予定はあるかなどを聞いてみるのが面白いです。

・ダブついた現預金を成長の実現に向けた投資に充てるつもりはあるのか
・事業ポートフォリオの見直し等の取組みを推進するつもりがあるのか
・PBR1倍超というだけで満足していないか
・いわゆる「PL思考」になっていないか

等、資本効率に対する考え方について確認する機会にもなって良いですね。

質問の切り口を提供していただき、「東証さんありがとう」と言いたいです。
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