日経マネーで連載がスタートします！

相場に嵐が吹き荒れる中、本日発売分（2020年5月号）より日経マネーさんでの連載が船出となります。

「ろくすけさんの勝てる株式投資入門」というタイトルの通り、主にこれから株式投資を始める方、あるいは始めて間もない方に向けての内容で、間口は広く取っています。

初回分を書いていた頃には、ここまでの相場状況になるとは思っていませんでしたが、上記の方々にとってはとても発射台が低くなりましたので、結果的にいいタイミングとなったかもしれませんね（自分のことはさておき…）。

この連載においては、日本の良い会社に投資し、「トレーディング」ではなく「保有企業価値の増大」によって資産形成をしていこうというのが大きなテーマになります。

社会人で天然ボケの入った兄と就職活動を控えたしっかり者の妹の兄妹2人との対話という形で、わかりやすく楽しく取り組み方やノウハウをできるだけ余すことなく伝えていきたいと考えています。
（幸い、私の投資手法自体もとてもシンプルです）

これから真剣に投資に取り組もうと考えている方には、変な回り道をして欲しくないと思っています。

よくある初心者向けの本のように、いきなり用語の解説や売買テクニック、銘柄選び等に入るのではなく、まず投資哲学的な部分をしっかり伝えた上で、回を追うごとに内容を深く広くしていくつもりです。

私の思う「勝てる株式投資」というのは、他の誰か、あるいは指数等に対して「勝てる」ということではなく、相場に心を振らされてしまいがちな自分に「克てる」株式投資です。

自立した個人投資家が少しずつでも増えていくことで、外国人投資家が売買の7割を占めると言われ、その動向に右往左往してしまう自国の株式市場が、足腰の強いものになっていって欲しい。

それがこの連載に込めた想いです。