2/26(水)、鹿児島空港から九州入りし、旅行4日目にしてようやく株主総会です。
第94期って凄いですね。
調べてみると、株式会社亀の井ホテルが1924年(大正13年)設立ということでした。
株主総会
会場は、まさに大分市の施設の会議室そのもの。
約50席用意されていて、出席は半数。
遠路はるばる足を運んだだけに予定通り開催されて良かったですが、狭い空間で空気もこもっていた感じがして、新型コロナに感染しないかと気が気じゃありませんでした。
さすがに役員以外は出席者も含めて皆マスク着用でしたね。
事業報告は読み上げ系、スライド無し。
決議事項は以下の2つです。
1.剰余金処分の件
2.取締役5名選任の件
質疑応答
(理解促進のため、構成・内容には若干手を加えています)
質疑応答は穴見賢一社長が対応されておりました。
Q
総会が始まる前に、定足数を満たしている旨の報告が無かったが?
A
この後審議いただく直前に報告させていただく。
Q
積極的な店舗展開をすると期待していたが、現状は建設費高騰や人材育成で見合わせていると認識している。
今後の出店の見通し・店舗数を具体的に教えていただきたい。
A
(事務局と相談しながら)
明日、開示される有価証券報告書にてご確認いただきたいが、大分・中国・四国に出店を計画している。
建築コストは落ち着いてきているので、飲食店との併営・無料駐車場といった特色を活かして出店していきたい。
郊外・ロードサイドには出店余地が残されている。
→ 前期予定していた出店が後ろにズレ込んだ部分が大きく、もうちょっと中長期的に期待を持たせる説明が欲しかったですね。私も質問しようかなと考えていたのですが、これを聞いて取り止めました(苦笑)
Q
大分別府駅前店は無料駐車場が無くて残念だ。
A
確かに同店は立地上、駐車場を併設していない。
ただ基本は変わらない。
議案の採決
ちょっと当社は独特だと感じたのが、質疑応答の終わったこのタイミングで株主数と議決権総数の発表があったことです。
そして各議案について言及の上、議案ごとに「よろしくご審議願います。ご質問はございませんでしょうか。」と改めて検討・質問を促したのにはびっくりしました。
ここは何事もなく、拍手で賛同の意を表する形で終了となりました。
所感
穴見賢一社長はジョイフル創業者だった名物経営者・前社長の穴見保雄氏の実子ですが、意欲を前面に押し出すタイプではなく、ちょっと頼りない印象を受けました。
昨年は出店がありませんでしたし、足元の環境の厳しさもあって、2013年上場後2~3年のような出店ラッシュを期待するのは難しい気がします。
割安成長株としてのかつての姿を再び見ることはできるのでしょうか。
前社長であれば、もっと面白いお話が聞けたかもしれませんね。
福証単独上場企業に多くを求めるのは酷な気もしますが、評価は★☆☆☆☆としたいと思います。
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コメント
こんにちは、当日の出席者の一人です。
上場来のホルダーで現在は1単元放置ですが今回はじめて出席しました。
議事進行や運営もですが個人的には受付時に渡された「株 主 出 席 表」にモヤっと。
社長もカリスマ経営者の次男でお兄さんがあんな方(笑)でパチンコ屋の元社長というからどんな人物か興味あったんですが…
ちなみに総会開催日の朝にフェリーで北九州に着いて門司からJRで大分入りしましたが、小倉から乗った特急にちりんは新型コロナ禍でも指定席はほぼ満席でした。
コメントありがとうございます。
上場来って凄いですね!
あと新門司から入るあたりも。。
色々と印象に残る総会でしたね。
弟さんはお兄さんとはきっと対照的な方なのでしょうね。