長町武家屋敷跡です。
大野庄用水にかかる橋の上から。
石畳の両側に武家屋敷の土塀が続きます。
冬季(12~3月)は雪どけの水で土塀が痛むのを防ぐための「薦(こも)掛け」がなされ、いっそう風情が増しますね。
武家屋敷跡 野村家に入ります。
天正十二年(1584年)の合戦で一番槍を果たした際、野村伝兵衛が着用した鎧が玄関近くに飾られていました。
見事な襖絵と欄間。
上段の間は…
障子戸がギヤマン入り。
当時は大変珍しいものであったことでしょう。
総檜づくりの格天井。
そしてミシュランで2つ星獲得の庭園。
決して広くはないですが、曲水あり落水ありで、奥行きと立体感を味わえる美しい庭園でした。
まさに「加賀百万石の美意識に触れる」ことのできる、素敵な屋敷跡をじっくり堪能しました。
次は金沢市老舗記念館に入ります。
こちらは藩政時代からの薬種商であった「中屋薬舗」の建物を活用した、金沢の町民文化を紹介する施設です。
往時の薬舗を復元した「みせの間」。
「おえの間」。
かわいらしい「加賀手まり」や…
美しい「花嫁のれん」が飾られていました。
2階では「加賀花てまり展」や…
「婚礼模様」の展示があり…
地元老舗の展示品もたくさん飾られていました。
(一番下は、老舗和菓子店「柴舟小出」による「花御輿」という工芸菓子です)
興味深い展示品が多く、穴場的スポットとしておすすめです。
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