博物館 網走監獄~20年9月知床・網走旅行記その12

旅行

9/18(金)、旅行4日目の最終日です。

この日は朝から雨が降っており、屋内で楽しめる施設をということで、当初予定していなかった博物館 網走監獄を訪れることにしました。
正門でさっそく蝋人形がお出迎え。

重要文化財の庁舎です。
ここで囚人が切り拓いた北海道開拓の歴史を学びます。
明治時代初め、ロシア帝国の南下政策に備えるため開拓を急いでいたのですが、囚人を労働力として使うことが考案されたんですね。

蝋人形をフル活用した、興味深い施設の展示がここの売りですね。

こちらは休泊所です。
道路工事など外役作業をする際に寝泊まりしていた場所です。
丸太が枕。。

常に監視され、一本木の丸太によって、まさに「叩き起こされる」。
株式市場での自分の有り様を見るようでもあり、これは嫌ですね~。


監獄歴史館では、中央道路の開削の歴史を学びます。
多数の犠牲者を出した北海道開拓の幕開けと網走監獄とは、切り離して考えることはできません。

高見張り。
2時間交替で監視していたとのこと。

二見ヶ丘刑務支所。
開放的処遇施設として農場が作られ、作物の管理から収穫までを収容者が行いました。

ここに来る途中の道で農作業の様子が再現されていました。

館内の食堂。
一人一人の表情が妙にリアルです。

麻雀…ではなくて、小豆の選別作業ですね。
この他、トイレにも蝋人形がいたりして、細部へのこだわりが凄いです。

そしてメインは、旧網走監獄舎房。
5棟の舎房が放射状に広がっています。

1ヶ所から全体を見渡せるように設けられた、八角形の中央見張所。

長く伸びる舎房。
1984年まで網走刑務所の獄房として、72年間にわたり使われていました。

当然、雑居房・独居房にも蝋人形がおりまして。

こういう遊び心もニクいです。

労役の後はやっぱりお風呂ですよね。

といった感じで、刑務所を保存展示する施設でありながら、エンターテイメント性に優れた場所なのでした。
ユーモラスな人形たちのおかげで、今後どんな状況に陥っても生き抜いていく勇気を与えてもらった気さえします。

私はパスしましたが、外には監獄食堂もあり、獄中食を体験することもできます。

晴れていればサロマ湖に行く予定でしたが、ここはここで予想外に良かったです。
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