久慈駅前の「駅前デパート」。
昔はその名の通り、百貨店も入居し賑わっていたそうです。
2013年に放映された「あまちゃん」では「北三陸観光協会」が入るビルという設定で、外壁には「北の海女」などの看板が今も飾ってあります。
1965年に建てられたビルで老朽化が進んでおり、解体・再開発の話も持ち上がっていましたが、現在は白紙状態とのことです。
三陸鉄道の久慈駅。
当然のことながら、運転見合わせ中。
あまちゃんブームの名残が構内の随所に感じられます。
私がこちらに寄ったのは、リアス亭さんで「うに弁当」を受け取るためです。
1日20食限定であり予約必須、「幻の駅弁」とも呼ばれております。
2,200円と、お値段もなかなかのもの。
実はこの日、列車が止まった状況で私がちゃんと来れるのか、確認の電話を2度いただいておりました。
16時となりましたが、なんとか無事受け取ることができました。
お店のおばあちゃんにここまで来た労をねぎらっていただき、サービスでウニの炊き込みご飯のおにぎりまで付けていただきました。
だいぶお待たせしたのに、そのお気遣いが大変ありがたかったです。
はるばる来た甲斐がありました。
私の到着を待って、リアス亭さんも店じまい。
構内の売店では、南部せんべいやいちご煮(ウニとアワビが入る潮汁)の缶詰などが売っていました。
本日のお宿は、駅周辺でひときわ目立つ「久慈第一ホテル」。
ロビーではホットコーヒーがいただけます。
お部屋です。
Wi-Fiの状態は良好。
窓からはご覧の眺めです。
三陸鉄道の駅とJRの駅とが並んでいます。
17時になったところで、「潮騒のメモリー」が街中に無線放送で流れてきました。
旅人としては、感傷的にならずにはいられませんね。
さてお待ちかね、「うに弁当」をいただきましょう!
ウニは三陸海岸で採れたものを使っています。
開けてみると、蒸しウニがギッシリ!!
下の炊き込みごはんにも、おにぎり同様、ウニが混ぜ込んであります。
それにしても、ふっくらとした食感、そしてこの口の中に広がるウニの芳醇な味わいは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
入手の難易度といい、まさしく全国の駅弁の最高峰と言っていいでしょう!!
最後、レモンを絞っての味変も良かったです。
《2日目:2/27(火)の旅程》
休養センター前 10:17ー羽後交通バス 乳頭線→10:43 田沢湖 11:08ー秋田新幹線 こまち18号→11:47 盛岡 13:05ーJRバス東北 白樺号→15:50 久慈
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