株価低迷をもたらすネガティブ要因を分析しておく。

投資スタンス

なかなか重苦しい相場が続いております。

自分が想定している価値と実際の株価との乖離の大きさに、うんざりする日々を送っている方も多いでしょう。

でもただそれを恨めしく思うのに留めるのではなく、その要因を自分なりに把握し整理しておくこと、そしてそれを未来につなげることが大事だと私は考えています。


保有している企業・監視している企業の株価低迷をもたらしているネガティブ要因は何か?

円安か、
中国の景気後退か、
半導体市況の悪化か、
サプライチェーンの混乱によるものか、
市場としての成長余地の問題か、
不採算事業の存在によるものか、
成長のための先行投資の影響か、
経営陣の能力に対する疑義によるものか、
IRを通しての期待のコントロール失敗によるものか、
金利上昇によるバリュエーションの問題か、
株価トレンドそのものによるものか、
等々。

そしてこれらは、

外部要因なのか(それは対処可能なのか)、
内部要因なのか、
一時的なものなのか、
待っていても、どうにもならないものなのか。

さらに、これらのネガティブ要因は解消されるのかどうか。
解消されるとすれば、どれくらい時間がかかるものなのか。

相場低迷を嘆くばかりではなく、自分の運用の未来のためにこういった観点のチェックを入れていくことは、とても建設的だと思っています。


良い要因がより良くなるよりは、悪い要因が解消されて少しでも良い方向に転じる方が、株価に与えるインパクトは大きいはず

その可能性があるかどうかを一つ一つ丁寧に点検していく。
その見込みが薄いと思われた保有株については、保有方針を見直していく。
逆に比較的早期にポジティブな方向にひっくり返る要素の多い株については、今のうちに少しずつ買い集めておく。

これがこの相場低迷期にやっておくべきことなのではないかと、私は考えています。

どうにもならない部分が大きいという、ある種の「あきらめ」が肝心と思いつつも、目を完全には離してはいけないという感じですかね。
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