ポートフォリオの多様性をチェックしてみる。

ろくすけカブス

昨日紹介した山本さんの本では、ポートフォリオ運用、「チーム全体で勝つ」手法の利点について強調されておりました。

「メンバー同士が助け合う」ポートフォリオ作りは、まさに「ろくすけカブス」で目指してきたことでもあります(当初は無駄に打順や守備位置なども考えていました)。

山本さんの本では、「業種をバランス良く選ぶ」「内需株と外需株をバランス良く選ぶ」「あえて、業績の悪い株も入れておく」など、多様性が豊かな銘柄群での構成を勧めています。

私はこれらに加えて、「サイズ(時価総額)の分散を図る」ということも意識しています。
具体的には、機関投資家のアクセスのしやすさに応じて時価総額を3,000億円、1,000億円、300億円で区切り、大型株・中型株・小型株・超小型株に分けて管理をしています。

4月末の状況を見てみましょう。
(時価総額は5/1時点)

業種に関しては、比較的分散が図れていると思います。

個人投資家の中では独特だと思うのは、配当狙いではない大型株がそれなりの割合を占めていることです。
内需のニトリHDと外需のHOYAはペアのイメージです。

超小型株は爆発力を秘めている一方、個人投資家の懐具合に大きく左右されてしまいボラは大きいので、心の平静のためにはこの辺が限度かと思っています。

目下の課題は内需株の比率の高さですね。
内需株であっても海外への展開可能性も考慮して選んでいたつもりですが、全体の8割超になっていることは意識していませんでした。

今回確認したことで、バランス的に外需の大型~中型株で銘柄探しをしていくという当面の方向性が見えてきました。

今後も時折ポートフォリオの多様性のチェックを行い、さまざまな局面に対応できる「勝てるチーム作り」をしていきたいと思います。

サイズを意識しているのは、日経平均との相関性も少しは持っておきたいという考えもあります。
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コメント

  1. tmnmmeron より:

    ろくすけさん、こんばんは

    今回の記事は、PF構築の考え方において非常に参考になりました。
    時価総額や内外需も現状把握されて、厳選された10~15銘柄に絞り、
    チームとして全体のバランスを取る考え方は流石です。

    私は過去に勝負した銘柄を少しだけ残して総合利回りの維持・向上を目指していますので、
    どうしても銘柄数が多くなってしまい反省材料なのですが、
    ろくすけさんのように、上位数銘柄で50%を超えるメリハリを付けることでその弱点を補いながら、
    今回の視点も組み入れていきたいと思います。
    3~4月は急落で欲しかった銘柄も買えて個人的にはラッキーでした。

    PFの構築方法は、その人の考えや好みが大きく反映されますが、
    趣味の世界として永遠に楽しめるテーマなのでしょうね。

    いやぁ。投資って本当に面白いものです。それではまた。

    • 6_suke より:

      ああでもない、こうでもないとPFをいじるのもまた楽しいんですよね。
      完全なバイ&ホールドは退屈で私には無理だなと感じているところです(笑)

      おっしゃる通り、私も一生楽しめるであろう趣味として投資とつきあっていこうと思います。

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