有事の際のポートフォリオ・チェック。

投資スタンス

「はいはい、また有事ですね」

こういう時は、平常時にはあまりしない、ポートフォリオの総点検をします。
不安や恐怖にとらわれて、余計なことをしてしまわないためでもあります。

具体的には、個社ごとに以下の2つを行います。

  1. 「価値」と「価格」のギャップ確認
  2. 提供「価値」の再点検


「価値」と「価格」のギャップ確認

自分が見積もっている「価値」と「価格」のギャップ、すなわち自分ではじいた理論株価と実際の株価との乖離幅を確認します。

この際、シナリオに変更を加えた方が良いと思えば、理論株価もこの機会に見直します。

その作業を経て、「安全域」がどれくらいあるかを見ておくわけです。

結果、「大丈夫、十分な安全域を確保できている」となるケースがほとんどで、そのまま保有を継続することになります。

また株価の下落幅次第では、買い増しも視野に入れることになります。

提供「価値」を再点検

その会社がどのような「価値」を社会に対して提供しているのかを、再点検します。

その投資先は社会にとって存在意義のある企業で、それは有事であっても揺るぎないということを確認するということです。

各社のホームページで企業理念やビジョンなどを見、直近の決算説明会動画など経営者が語っている動画を見、そして人材採用ページを見ます。

そうすることで、「こんなにいい企業なのだから、オーナーとしてどっしり構えないでどうする!?」と自分に言い聞かせるわけです。


ということで、有事の際は忙しくなりますが、自分にとっては大切なプロセスです。

また、こうしたことを行っているから、繰り返される有事を乗り越えながら長期投資ができているという気も致します。

今回は週末でしたので、たっぷりと時間があったのは良かったです。

この作業があることを考えても、20社前後には抑えておきたいと思っています。
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