この日の宿は、片山津温泉の矢田屋松濤園。
明治29年創業の歴史ある宿ですが、2006年からは湯快グループ傘下として再スタートを切ったとのことです。
現在はこんな大箱となっております。
宿泊料金がそれなりにすることもありまして、普段あまり私が宿泊しないタイプの宿です。
前田工繊の株主総会の前日になぜここを選んだかと言うと、福井の10時に間に合う温泉宿であるということと、GoToトラベルを利用していつもとは志向の違う宿に泊まりたかったからです。
年末年始の全国一斉休止は、その波及するところの大きさを思うと悲しいですね。。
泊まったのは、10畳のお部屋です。
建物はそれなりに年季が入っておりますが、全室が柴山潟に面しているロケーションは抜群。
大浴場です。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(中性高張性高温泉)、食塩泉でお肌にやさしい。
分かりづらいですが右側に枕があり、寝湯ができて気持ちいいです。
一番風呂のようでしたので、人目をはばからず楽しめました。
露天風呂からは、やはり柴山潟が見えます。
ネットが掛かっているのは冬だからでしょうか。
湯上りはヤクルトのサービス。
この手のもので本物が出てくるのは珍しい気がします。
日が落ちた後、部屋から望むライトアップされた柴山潟が綺麗でした。
奥では噴水も。
眼下の矢田屋の庭もなかなか風情がありますね。
夕食です。
こちらの宿は料理が自慢ということで、楽しみにしておりました。
一人でも個室に通していただけました。
先ほど見えた庭にしんしんと降る雪は、初雪とのこと。
先附と旬彩。
蒸し海老の裏はマヨポテだったりして、見た目以上に手が込んでいます。
百合根の摺り流し。
お造りは新しく入った寒ブリ、中トロ、カワハギなど。
やはりその辺の旅館で出てくるものとは違うレベルな気がしました。
蟹道明寺蒸し。
沖目鯛の幽庵焼き。
カニ温泉ということで(?)ズワイガニ。
品数が多い時は、これくらいの量でちょうどいいです。
牛ロースのしゃぶしゃぶ。
寒鱈の揚げ出し。
ご飯が能美市竹本農場の特別栽培米こしひかりということで、やたら美味しかったです。
デザートは冬リンゴのムース仕立て。
雰囲気抜群の個室で、加賀の冬の味覚を存分に堪能させていただきました。
《1日目:12/14(月)の旅程》
東京 8:36ー北陸新幹線 かがやき505号→11:06 金沢 13:29ー北陸本線→14:29 加賀温泉 14:45ー送迎バス→14:55 片山津温泉
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