豊肥本線(2)宮地ー立野~20年12月cotta総会旅行記その7

旅行

宮地駅を出発します。
この先は阿蘇山の眺めを楽しむことができます。

根子岳。

高岳と中岳。

往生岳と杵島岳。

やがて西側の外輪山が間近に迫ってきました。

赤水駅を過ぎると、黒川を見下ろす崖の上を列車は走る形となります。

ここが「数鹿流(すがる)崩れ」と呼ばれる、2016年4月の熊本地震による大規模な斜面崩壊の現場。
線路のすぐ下に展望台が設けられているんですね。
列車の背後の崖から崩れた形です。

それにしても、阿蘇大橋の残骸がとても生々しいですね…

新阿蘇大橋が見えてきました。
2021年3月完成予定です。

崩壊現場を見た直後で神々しく感じます。

外輪山が侵食されてできた唯一の切れ目、立野へと下っていきます。

この辺りは撮り鉄さんが良くいるイメージ。

三段スイッチバックに入ったところ、後方に振り返る形での阿蘇山の眺め。
烏帽子岳も正面に見え、これで阿蘇五岳を確認できました。

左下から伸びる線路がちょうど写真中央の立野駅へと続いていきます。
ここは好きな車窓ベスト5には入りますね。

その線路が合流してきます。

ここで切り返し。

赤水駅から先ほど通ってきた線路が離れていきます。
この辺りは斜面の崩落や落石が激しかった場所で、擁壁が真新しくなっています。

あとは駅に向かって急降下。

立野駅に着きました。

崩壊した石積みのホームは撤去され、新たなホームが設置されています。
「立野」の地名の由来が駅名標に書いてあります。

ここまでの位置関係はこうです。
山歩きできたら楽しそう。

Z型のスイッチバックは、立野駅で2回目の切り返しとなります。

本当に復旧復興できて良かったです。
2023年には南阿蘇鉄道にも乗りに来たいですね。

肥後大津に向けて列車は進みます。

赤水駅が標高465m、立野駅が277m、次の瀬田駅が170m。
3駅で295mという結構な標高差を体感致しました。

崩壊現場からの3段スイッチバックと、なかなか濃い区間でした。
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コメント

  1. Werder Bremen より:

    福井の「あみだそば」のときもそうでしたが、なんか奇遇ですね。実は私も立野のスイッチバック、つい最近、行ってきました(笑)。豊肥本線全線開通キャンペーン、熊本-大分・別府間の1日フリー切符も使ってスイッチバックを2度も往復。ブログ主さんとは逆行程、2020/11/10、熊本空港着で11/18、大分空港発。津久見ではなく私は隣の佐伯にも行ってました。勿論、GOTOを使いましたが、どうやら非常事態宣言で旅行なんてご法度という雰囲気。早くコロナ、収束して欲しいですね。

    • 6_suke より:

      フリー切符、私も使おうかとも思ったのですが、行ったり来たりはしなかったので普通の切符で事足りました。

      だいぶゆったりした行程で羨ましいですね。存分に楽しめたことと思います。

      私も1月の総会旅行はキャンセルせざるを得ませんが、3月は12月決算先の総会がいくつかありますので、
      そこまでには落ち着いて欲しいです。

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