株主総会終了後、会場の外では各種製品が展示されており、株主の関心を集めていました。
切れてる焼き豆腐や麻婆豆腐用の豆腐は初めて見たのですが、これは面白いですね。
業務用としても大いに商品価値を訴求できそうです。
さて通常であればここで解散となるのですが、今回はアイルさん(そしてリンクスリサーチさん)の計らいにより、2人で本社に訪問させていただくことができました。
本社では、なんと山名社長から色々とお話をうかがうことができました!
そして更にありがたいことに、同業他社から「狂っている」と言われるほどの設備の一部も、直々にご案内いただけました。
体操のマット状にでっかく茹で上げられた豆腐が、細かく切られてパックされ、レーンを走っていくスピード感は圧巻でしたね。
ここ本社工場は面積の制約があってラインはカクカクしておりましたが、富士山麓工場は一直線になっておりロボットによる自動化も一段と進んでいるとのことで、生産性&稼働率向上による業績への寄与が楽しみです。
うかがったお話は、ここでは詳細を記せないようなものが多かったですが、大変興味深かったです。
(サービス精神旺盛過ぎる…)
- 同業他社の苦しさと、業界の見通し
- スーパーのバイヤーの習性
- 納入する小売業者の選択
ディスカウント系には安易に納入せず、王道を歩むスーパーとの商談を優先するということです。
(具体的な名前も出ていましたが、ここでは控えておきます)
私は「事を急いで、当社自体を安売りすることはしたくない」とお考えなのだと受け取りました。
時間は多少かかったとしても、交渉力を着実に高めつつ、ゆくゆくは業界で圧倒的な存在となっていただきたいので、私はその方針を支持したいと思います。 - おからパウダーについて
- ハウス食品との業務提携について
等々。
また、人材教育のために、外部から教育をするための人間をスカウトしたお話もうかがいました。
当たり前ですが、やはり経営者は先々まで見据えて動いているものですね。
業界全体の本質的な構造と、そこにフィットした当社の長期戦略もよく理解できましたので、中期経営計画のその先がますます楽しみになってきました。
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