島原にいて遠くからでも目に付くのは、やはり島原城です。
1618年から7年の歳月をかけて築かれたお城ですが、見事な石垣と堀は往時のまま残っています。
一応天守閣の前まで来ましたが、他にもいろいろと回りたかったので時間の関係で登るのは止めました。
海の向こうは熊本かな。
天守閣5Fの展望所だともっと良く見えることでしょう。
お城の外郭西には武家屋敷。
400mほどのまっすぐな通りです。
中央の水路は豊かな湧水を引いたもので、生活用水として使われてきました。
中を見学することもできます。
石垣に艶やかな朝顔が映えますね。
晴天下を歩き回ってさすがに暑くなってきたので、商店街の中にある「しまばら水屋敷」さんで休憩することにします。
木造商家を利用した茶屋です。
こちらも風情ある湧水庭園ですね。
こちらで郷土料理の「かんざらし」を。
島原の湧水で冷やした白玉をシロップでいただきます。
甘み控えめで美味しいです。
湧水を一滴ずつ落として10時間かけて淹れたという水出し珈琲も絶品で、忘れられない美味しさでした。
かんざらしをいただきながら庭園を眺めているうちに、疲れもどこかへ吹き飛んでしまいました。
いつまでもここに居たいなあと思ったり。
隣の女子二人組のうち一人が言っていました。
「私、島原に住みたいなあ」
その気持ち、とてもよく分かります。
島原鉄道に乗るため、島原駅にやって来ました。
お城の大手門を模した駅舎が素敵です。
駅前の小さな池にも錦鯉。
渋いですねえ。
まちづくりに統一感があって、最後までいい印象のまま過ごすことができました。
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