「余白」のあるIRが好き。

投資スタンス

これは前回の「投資したいのは、質問したくなる企業」に通ずるものがあるのですが、私はIRが充実し過ぎている企業はあまり好みではないようです。

懇切丁寧に情報を開示してくれる方がいい、というのが一般的な考え方だとは思うのですが、それだと全ての投資家にとって同じ情報が行き渡り、良くも悪くもコンセンサスが形成されやすくなります。


私にとっては、それが面白くないのです。


開示において、どこか「余白」を残してくれている。

・それに対して自分なりに深読みして突っ込んで尋ねてみると、「鋭いですね。実は…」などと、詳しい事情を教えてくれる。

こういう企業が好みです。

投資家間で、保有している情報の深さに差も生まれてきますからね。


同時にふと思うのは、IRに「余白」を残しておくことは、自社に強い関心を抱いてくれる長期投資家を呼び込むために、企業にとって有効な手段なのではないか、ということです。

もしかしたら、私はその巧妙な罠に引っ掛かっている、ということなのかもしれません。

でも、それでいいとも思っています。

各社のIR姿勢の変化を追っていくことも大事だと考えています。それについては別の機会に。
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