これは私が限界を感じている部分です。
「価値」と「価格」のギャップをベースに投資している以上、タイトルのように耳目を集めていて、その2つの幅が縮小していくように感じられる株には、なかなか投資することができません。
「価値」も大きく上方修正して見積もれるような状況が伴っていればいいのですが、たいていは「え?これ一時的なものでしょ?」「前から分かっていたことじゃないの?」みたいな印象を持ってしまい、「今回は縁がありませんでしたね」で終わることが多いです。
人は飽きっぽいもので、「話題」とか「注目」というのは早晩消えてなくなるだろうと、私は考えてしまうんですよね。
その中で自分に何らかの優位性があって、自分だけは上手に立ち回れるといったような自信を持つことは到底できません。
私の場合は、逆に「今、見放されているから」という理由で買うことが圧倒的に多いです。
アバントは、不採算案件発生による大幅減益。
ニトリHDは、中国での出店抑制方針発表(国内でまだまだやれることはたくさんあるのに)。
eBASEの昨年の大幅な買い増しも、通期に対するウェイトが元々極めて低い、1Qの減益によるものでした。
一時的に業績なりその見通しなりが期待に届かない状況に陥ったとしても、それが平常運転に戻るだけで儲かり、その後は含み益のゲタを履いた状態で保有できると考えると、このような状態で投資する方が逆に安全に感じられます。
自分の投資スタイルにもマッチしますし。
コロナ禍というのは物色の対象もハッキリしていて、見放されているものも見つけやすいですね。
一部の銘柄はチキンレースの様相を呈しておりますが、自分にとってはまだまだチャンスがありそうです。
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