その1・その2では、テンバガーが主力でなかなか取れない理由を考えてきました。
では実際に私はテンバガーというものに対してどう向き合っているのか、ここで書いておこうと思います。
テンバガーの前にツーバガー。
テンバガー(Ten Bagger)とは、10塁打の意味です。
10塁打が実現するのは、1塁ベース、2塁ベース、3塁ベースと次々に踏んでいった結果であります。
そこで私はまず2塁ベースを踏むことを常に意識しています。
将来の業績を織り込んだ「価値」に対して、まだ半分の「価格」も付いていないと考えられる企業に投資する。
長打が期待できる絶好球を打つということです。
そして業績が当初の想定以上に伸び、「価値」が時間とともに上方に更新されていくことによって、その球足の速さに野手(価格)が追い付けなくなる。
結果としてそれが2塁打になり…3塁打になり…非常にうまくいけば10塁打、あるいはその先も…。
こんなイメージです。
テンバガーになれば嬉しいですが、それはあくまでツーバガーの延長上にあるのであって、最初から狙うことはありません。
ベースを何回か踏んでいるうちに、「これイケるかも!?」と意識することはめちゃめちゃありますが(笑)
実際それは、長期投資の旅の楽しみの一つではありますね。
私が目指すポートフォリオ。
私の理想は、集中投資している「ろくすけカブス」の構成銘柄の全ての株価が、当初買値の2倍以上を実現している形です。
それは、それぞれに対して当初見込んでいた「価値」をちゃんと市場が評価してくれ、かつその「価値」も上方に更新され続けた結果ということになりますから。
何より、含み益がたっぷり乗ったポートフォリオは精神衛生上非常によろしい。
その中で大化けした主力がテンバガーになってくれていたりしたら最高ですね。
最近追加したものもいくつかありますし、この域に到達するにはまだまだ相当の年月がかかりそうですが、少しでもそこに近づけるよう努めていきたいと思います。



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