長期投資をするメリットとして、「時間を味方につける」ことが可能な点がよく挙げられます。
・長く持つことによって、複利効果が享受できる。
・長く持つことによって、増大していく価値に価格が収れんしていく。
もちろんこの2つはとても大きいのですが、私は「時間を取られない」という点も忘れてはならないと思います。
日々変動する値動きに対して弾力的に対応することをしないので、チェックすべき事項を絞り込むことができ、毎日の時間を株式投資以外のことに自由に使えるのは大きいです。
分析の際は集中的に時間を使うものの、あとは定期点検程度。
これも広い意味で「時間を味方につける」ことに繋がっていると思います。
ただリタイアして以降で少々困っているのは、「時間を取られない」長期投資との相性があまり良くないことです。
ザラ場など見る必要はないのに、見ることのできてしまう時間はたっぷりあるという。
この辺は上手に折り合いをつけていかねばなりませんね。
個人的な余談ですが、いっそのこと「総会権利取り」等を目的とした「いけす」での細かい売買は、今後は極小化した方が良いかななどと考え直しているところです。
バフェットの言葉にも「やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない」というものがありますし、資産全体に与えるインパクトの大きさや「タイパ」も考えた上で、可能な部分は省力化を進めていきたいです。
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コメント
ろくすけさん、こんにちは。
総会権利取りの縮小化を検討されているのは正直驚きました。
ろくすけさんの資産規模だと、権利取得目的の株の影響は全体に対して比較的軽微だと推察されますし、何より総会に絡めた旅行をされてらっしゃるので一石二鳥かなと思ってました。
長期保有目的でない会社の総会は、タイパで考えると得られるものが少ないのでしょうか。
それとも総会に絡めるせいで旅行先が縛られるとかもあるのでしょうか。
もしよければ、その辺の経験のお話もお伺いしてみたいので、方針が決まれば記事にしていただけると嬉しく思います。
全体への影響が少ない割に、監視するための時間を取られてしまうのが大きいと感じています。
ご想像いただいている通り、参加すること自体が主目的となってしまっている総会の多くは、得られるものが少ないと感じるようにもなりました。
方向性やルール等が固まりましたら、ご報告させていただこうと思います。
さらっと決算書を読むだけでも大変ですし、そういう銘柄の監視にエネルギーはあまり使いたくはないですよね。
そうなると、逆に権利を取得される会社にとその総会の内容に興味が湧きます!
引き続き、楽しい総会のレポートを読めるのを楽しみにしておきます。
ろくすけさん
確かに長期投資は仰った通りに、いろいろいいところがありますね!
自分も長期投資を気に入ります。
長期投資なら、短いスパンの値動きに心が翻弄されないのもメリットの一つかなと思います。
ただ、長期投資に値する企業の分析は非常に難しいと感じています。
値しない企業に長期投資すると、長い期間で持っても利益があんまり出ないか、出ていてもだんだん減っていくかに
なると思います。
腕を磨くのが難しいですね(興味深く頑張りたいと思いますがW)!
長期投資に値する企業を全て当てることは難しいかと思いますが、たとえ外れがあったとしても、分散することでトータルでは成果を出すことを目標にするといいですね!
ろくすけさん
確かにそうですね。ありがとうございます。
バフェットさんもよく自分のポートフォリオを入れ替えたりしますね!
いい会社なら持っていく、良くなさそうなら他のほうに変えることで、
ポートフォリオの品質を高めていけばいいですね(腕を磨きながら)