千畳敷駅に着きました。
ここでは15分ほど停車するので、降りて軽く散策することが可能です。
千畳敷は、1792年 (寛政4年)の地震で隆起したと伝えられる海岸段丘面です。
物珍しがった 津軽藩 の殿様が、そこに千畳の畳を敷かせて大宴会を開いたとされることから、この名があります。
写真でもはっきり見えるほどの結構な雪なのに、釣りをしている人がいますねえ。
ザッバーン!と打ち寄せる波は迫力がありますね。
列車に戻ります。
しばらく前面展望を堪能することとします。
風合瀬(かそせ)駅が見えてきました。
五能線ならではの、海岸線に沿ってカーブする線路、テトラポット、水しぶき!
これが見たかったんです。
秘境駅としても知られる、驫木(とどろき)駅。
馬の字が三つ連なる駅名は、この界隈の風の強さを物語っています。
(先ほどの風合瀬駅もそうですね)
木造の質素な駅舎は、並走する国道101号から見ると日本海を背に大変絵になり、旅情をかきたてられます。
座席に戻って、どこまでもテトラポットが置かれた海岸線を楽しみます。
トンネルをいくつか潜りつつ、海岸線間近のところを走っていきます。
強風に見舞われるとすぐ運休になってしまうのも、この車窓を見ていればよく分かりますね。
この海岸線と冬の荒波は、いつまでも眺めていたくなります。
広戸駅を過ぎてしばらくすると、ちょっと様相が変わってきます。
行合崎海岸です。
撮り鉄的に、名撮影地として知られる場所。
奇岩の連なるこの辺りの独特の景観は、冬でもあまり変わらないですね。
深浦駅に到着です。
反対方面には、橅(ぶな)編成が停車しておりました。
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コメント
驫木駅の写真、いいですね。あと、冬の東北日本海の海岸線も、なかなか。
この風景だと、やはり日本酒と石川さゆり、ですね。
まさに演歌の世界。
水森かおりのズバリ「五能線」という曲もありますね。
次回は日本酒を失念しないようにしたいと思います。