伏拝口バス停から少し歩き、熊野古道の中辺路へと入ります。
発心門王子から熊野本宮大社まで約6kmを歩くのが定番のようですが、体力的にやや不安があったので、その2/3くらいを歩くことにしました。
今思えば、それくらいでちょうど良かったです。
最初は舗装された集落の中の道を歩きます。
伏拝王子近くの休憩所が見えます。
少し熊野古道らしくなってきました。
数多くの旅人が往来したことと思いますが、この後株主総会に向かった人はそうはいないでしょう（笑）
高台にある伏拝王子からの眺望がこちら。
ここを熊野本宮大社を目指して中辺路を歩いてきた参詣者が、初めて熊野本宮の森（旧社地）を遠望できた場所で、感激のあまり、ここから本宮の森を伏し拝んだといわれております。
いよいよ雰囲気が出てきました。
聞こえるのは鳥のさえずりだけ。
歩いていて癒されます。
三軒茶屋跡です。
高野山へと続く小辺路を行く人々からの通行料を徴収していた、「九鬼ヶ口関所」が再現されています。
だらだらと登り坂が続きます。
この辺のアップダウンは少しキツいかも。
ちょっと寄り道して、展望台に行きましょう。
木々の間から熊野川が見えました。
そして大斎原の大鳥居が！
コースの終盤にこれは感動的です。
ここからはひたすら下っていき、やがて熊野本宮大社の裏鳥居へとたどり着きました。
ここまでゆっくり歩いて2時間弱でした。
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