海岸を離れ、再び内陸部に入っていきます。
春の訪れを感じながら、山の中の道を歩きます。
ボケやカンヒザクラが咲いていました。
道脇には房総らしく菜の花も。
車の往来もそこそこある二車線のしっかりした道路をかなり歩いて、また海辺に近づきました。
「ドン・ロドリゴ上陸地」です。
前フィリピン諸島長官ドン・ロドリゴ一行を乗せたメキシコ行きのサンフランシスコ号が、慶長14年(1609年)に台風で漂流しこの沖で座礁してしまったのですが、その一行が泳ぎ着き、村民に救助された場所です。
海洋生物環境研究所の脇を、海に向かって歩きます。
途中、記念碑がありました。
ここがその上陸地です。
きれいな太平洋。
この近くに、景勝地である大波月海岸があります。
獣道みたいな狭い道を歩いていくと…
眼下に開けた場所が見えました。
ここを慎重に下っていきます。
なるほど!
打ち寄せる波も迫力があり、写真映えのする美しい景観です。
近くには小波月海岸という景勝地もあります。
こちらではキラキラした海面が楽しめます。
今度は一気に坂道を登って高台へと到着。
メキシコ記念公園です。
歩き始めて2時間半くらい。
だいぶ足腰にきていますね…
高台を吹き抜ける潮風が気持ちいい。
公園の端っこには、村民によるドン・ロドリゴ一行の人命救助をモチーフにしたであろう、銅像があります。
網代湾から勝浦方面までを見渡すことができます。
世界は人と海でつながっているんだなぁと実感できる、素敵な場所でした。↑ ポチっとお願いします。
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