昨日の記事で、思わずハズキルーペに気を取られてしまって書き忘れていたことがありました。
本日の記事のタイトルであり、当ブログの副題でもあるこの言葉。
ジェフ・ベゾスがかつてバフェットに「なんでみんなあなたの投資戦略を真似ないんですか？」とたずねた時に、バフェットが返した言葉です。
「ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ」
高成長株がもてはやされ、安定成長株になかなか陽が当たらないのもこれなんだと思います。
長きに渡って着実に価値を創造し続けられるであろう企業に資金を投じて、じっくりとつきあう中でその恩恵を受けていく。
まあこれは、言うは易し、横山やすしですよね。
他の投資家から後れをとることを受け入れ、なかなか価値が価格に反映されない局面にも耐えなければいけないのですから。
「怒るでぇしかし！」となる人も多いでしょう。
ただ、目的地に一刻も早く着きたいからと言って、猛スピードで忙しくハンドルを切りながら突っ走るような投資に安易に行くのもどうかと思います。
カーブを曲がり切れずにクラッシュするリスクを回避するには高度な運転技術が必要でしょうし、何よりなかなか気の休まる時がありません。
私の理想は、「ときおり居眠りも交えつつ列車に乗り続けていたら、いつの間にか目的地に着いていた」みたいな投資です。
そんなには甘くはないでしょうが、多くを望み過ぎなければ、ある程度はこれに近い形が可能なんじゃないかと思って取り組んでいます。
このブログでは、長い時間をかけてその歩みをつづっていくつもりです。
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