鶴岡駅から路線バスに乗って、開湯1300年の歴史を誇る湯田川温泉まで来ました。
本日のお宿は、共同浴場「田の湯」の奥にある「九兵衛旅館」さん。
まずその佇まいからして、いいお宿だと感じさせるものがあります。
「くへえ」と読みます。
ロビーの様子。
素足で歩けるのが嬉しいです。
館内着は浴衣と作務衣を自分で選べるようになっています。
藤沢周平ゆかりの宿です。
お部屋です。
お布団が敷いてあるのが意外でしたが、旅館全体のコンセプトとしてお客さんのプライベートを大事にしているからなのでしょう。
客室も13室しかありません。
広縁には洗面台とトイレがあります。
冷蔵庫には濃厚な桃のジュースが入っていました。
お茶請けのバターが練り込んである「芋きんとん」がメチャメチャ美味しかったので、お土産として買いました。
お風呂巡りをします。
大浴場は常に人がおりましたので、まずは予約不要の貸切風呂から。
実はこのお宿は芸能・著名人との縁が深いのですが、昭和40年代・50年代は貸切風呂が珍しく、お忍びで来るのに都合が良かったのだそうです。
あのキャンディーズもこの檜風呂に入ったそうですよ。
それだけプライベート空間が当時は貴重だったということですね。
お湯はナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉、100%源泉かけ流し。
柔らかくて優しく、虜になってしまいそうです。
やさしい悪魔。
ほぼ隣と言っていい、別館「珠玉や(たまや)」の3つの貸切風呂も利用が可能です。
最上階にある半露天風呂「まんてん」です。
窓の外は湯田川温泉の街並み。
晴れていれば、正面に大きく鳥海山が見えるようです。
こちらも開放感があっていいですね~。
東北は各地にいい温泉宿があるなぁと改めて実感。↑ ポチっとお願いします。
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