日本株の業種別分散投資について(2)~業種別主要企業と未カバー業種

投資スタンス

ここで業種別ETF(TOPIX-17シリーズETF)の主要構成企業と、各業種に対する自分の関心度合いをざっくりとチェックしておきます。

業種別主要銘柄と関心度合い

下表は、各ETF内の時価総額上位3銘柄とその他上位銘柄(概ね10位前後まで)における、自分の保有・監視状況を一覧にしたものになります。

(橙色が保有銘柄、ベージュが監視銘柄…将来的に保有することも検討中)

こうして一覧にしてみると、自分の関心の高い業種とそうでない業種が明確ですね。


17業種のうち、関心が薄い業種(黒太字)は「医薬品」「商社・卸売」「不動産」の3つ。

全く関心の無い業種(赤太字)は「エネルギー資源」「鉄鋼・非鉄」「電力・ガス」「銀行」「金融(除く銀行)」の5つでした。

これら8業種を「未カバー業種」とします。
(ごく一部、「いけす」で微量保有しているものはあります)

未カバー業種の短期パフォーマンス

これら「未カバー業種」8業種の直近2年間のパフォーマンスを確認しておきます。

この2年間は私も保有割合が相応に高い「情報通信・サービスその他」(以下「情サ他」)がマイナスとなった期間でした。

未カバー業種を組み入れることによって、ポートフォリオ全体のパフォーマンス改善につながるのかどうかを検証するため、「情サ他」と比較しながら見てみましょう。

未カバー業種 パフォーマンス下位4業種

パフォーマンス順は、
「金融(除く銀行)」>「医薬品」>「電力・ガス」>「不動産」>「情サ他」。

プラスとはいえ際立ったものはなく、あえて組み入れを意識しなくても良いと感じました。

未カバー業種 パフォーマンス上位4業種

パフォーマンス順は、
「商社・卸売」「エネルギー資源」>「銀行」>「鉄鋼・非鉄」>>「情サ他」。

これらの業種は好調そうなのを指をくわえて見ているだけだったのですが、実際に株価的にもパフォーマンスは良好だったのですね。

特に「商社・卸売」の安定的な伸びと、「エネルギー資源」の短期での爆発力が光ります。
この2業種については、組み入れを検討する価値がありそうです。

(続く)

この棚卸作業は自分にとってなかなか新鮮でした。
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