アーサー・C・ブルックス『人生後半の戦略書』を読む。

読書

なぜ人生は「後半」が不幸になってしまうのか?
誰にとっても不安な人生の変化が強さの源に変わる!

成功者の多くは、人生の前半は単純な成功法則に従っていることが多い。
プライベートを犠牲にして一心不乱に働き、出世階段を上り続ければ、
仕事も人生もうまくいくと考える。
その法則は確かに有効だが、永遠に通用するわけではない。

Amazon紹介ページより



世間的な成功を仕事一筋で若い頃と同じように追い求める中高年が、なぜ行き詰まってしまうのか。

人生の後半戦にあたり、自分の生き方をどのように見つめ直し、実際の行動に移していったらいいのか。

こうした疑問に答えるのがこの本です。


以下、私なりの内容の要約です。

  • 自分が思っているより早く訪れる、キャリアの下降と真摯に向き合う(抗わない)。

  • 人生後半では、衰える「流動性知能」(推論力、柔軟な思考力、目新しい問題の解決力)から、年齢とともに輝きを増してくる「結晶性知能」(過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力)へのシフトが求められる。

  • 成功依存症から脱却すること(成功すればするほど、満足できなくなる)。
    「特別」になることよりも「幸福」になること。

  • 欲や執着を削る。
    死ぬまで足し算を続ける生き方をやめる。

  • 死の現実を見つめ、残された時間をより有意義なことに使う。

  • 人間関係を再構築し、損得勘定なしの人間関係を育む。

  • 自分の弱さや限界を受け入れ、それを強みに変えていく。

  • 人生の過渡期において、変化を受け入れ、新たな機会を見い出す(「引き潮に糸を垂らす」そして「飛ぶ」)。


きっと若い時に読んでも全然ピンと来ないのでしょうが、逆にミドル以降には刺さりまくる、そんな本でもありますね。


なお、私自身に関して言うと、コロナ禍を一つのきっかけとした価値観の変化もあり、自分の「額」や「率」、つまり世間的な「成功」を追い求める投資からは距離を置くようになりました。

代わりに、(投資先企業の方々、「同じ船に乗る」株主の方々など)自分以外の幸せに「貢献」できるような投資のしかたを意識するようになっていきました。

(この辺のお話は、いずれできたらと思います。)


この本は驚くほど私の問題意識に訴えかける本であり、同時に、人生後半に差し掛かった時期でのシフトチェンジはごく自然であり理にもかなっていることであり、自分が進めようとしていることに対して大変勇気を与えてくれる本でもありました。

投資関連の話は全く出てきませんが、自分の人生のあり方を見直す、よいきっかけにもなるかと思いますので、皆様にオススメしたいです。

FIREも、どうせなら新たな世界に早めに「飛ぶ」ための有意義なものとしたいですね。
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ろくすけの長期投資の旅

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