私は株主総会に参加する際、よく質問もさせていただいております。
もちろん、純粋に自分が知らないことを聞く、あるいは自分の立てた仮説の検証する観点から、この年一度の機会を利用して経営者に投げ掛けをする、というケースが大半です。
しかしながら、その一方で、
「自分が既にある程度理解が進んでいることについて、改めて確認をする」
という趣旨で質問することも時々あります。
それをするのは、先方の自信に満ちた力強い回答が、ある程度予想されるようなケースにおいてです。
なぜそんなことをあえてするのかと言うと、コンサンサス形成のためです。
- 投資家の間でちょっとした懸念や誤解が広がっているようなら、それを解くような投げ掛けをさせていただく。
- まずは株主総会に参加された方々の間で認識を共有する、そしてブログ記事を通じて参加されていない方々にもその内容をお知らせする。
こうして一人でも多くの方の不透明感を払拭しつつ、正しい理解が浸透することによって、資本コストの低減に微力ながら貢献できればと考えております。
最近は決算発表後に「質疑応答集」を出す企業も増えつつあります。
応用編になりますが、そこでも同じようにコンセンサス形成に寄与するような、「改めて確認をする質問」をすることも可能です。
そして実際に採用され、意に沿った内容のご回答を開示資料として世に出していただけると、結構嬉しいものです。
いつしか先方にもこのような振る舞いを理解していただけるようになり、やがてお互い暗黙の了解の下、あうんの呼吸で質疑応答が繰り広げられるようになる ー
そんな素敵な共犯関係を、私は目指していきたいです。
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