決算シーズンも週明けでひと段落ですね。
今回はコロナ禍で元々の業績予想が保守的だったのもあって、通期の上方修正を出したり、あるいはそれが確実なところも多かったです。
それでも翌日は株価が急落するものがやたら多く、「決算プレイ」の難易度が増している印象を受けました。
株探や銘柄スカウターなど各種サービスが充実してきたこともあって、昔と比べるとこの分野も競争率が高まって、もはや心理戦の様相を呈していると言っていいのかもしれません。
そして私には、そこに参加して機動的に対応するような気力がもはやありません。。
そういうことをしなくてもいいように、今は各社の5年後の姿を予想しながら投資判断をするようにしています。
目先の四半期決算の数字は、儲けの源泉としてではなく、自分の立てたシナリオのチェックとして使う感じですね。
とはいえ、予想外に数字が悪く出てしまったり、逆に数字が良くても「織り込み済」として株価が下落したりすると、その瞬間はさすがに気持ちのいいものではありません。
それでも、5年後の姿に対して割安だと判断できるのであれば、そういった局面を利用して買い増すことはよくあります。
決算シーズンは避けようのないものですから、どうせなら竹田和平さんのように「上がってよし、下がってよしの株価かな」の心持ちでいられたらいいですし、そこを目指したいと思っています。
ポートフォリオに関しては、全体の2/3は「今も5年後も安泰」、1/3は「今はイマイチでも5年後は凄く楽しみ」といった感じで、方向性も分散しながら組みたいと考えています。
目先のパフォーマンスを気にしなくてもよい(気にしてもよい)のが個人投資家であることの大きなメリットですので、私はポートフォリオの中で長期の「仮説ー検証」を楽しむ部分を少し大きめに取ることを意識しています。
今は調子が良くなくて、プロが買うのに二の足を踏むような株は、ゆっくりと時間をかけて集められるのも好きなところです。
年初来パフォーマンスなどは、そこを純粋に楽しめなくなってしまう要素になりかねない気がして、私はあえて計算しないようにしています。
多くの企業の決算チェックをして儲けの機会を探すより、投資先についてあれこれ考え事をする方が私は好きです。↑ ポチっとお願いします。
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