資産運用における現金の割合は、各年齢によってどの程度が望ましいのでしょうか?
よく言われるのは、ざっくり「年齢=現金比率」という基準ですね。
20歳だと20%、50歳だと50%、80歳だと80%。
しかし、この数字はあくまで目安であって、個々の事情は勘案されていません。
特に資産規模の大小は重要な要素だと思うのですが、ここでは無視されています。
一方、『DIE WITH ZERO』では、老後に最低限用意するべき資産を計算するための下記の式が紹介されています。
死ぬまでに必要な金=(1年間の生活費)×(人生の残り年数)×0.7
これを超えるお金はいわゆる「余裕資金」と捉えることができます。
であれば、老後の生活費を確保できる目途が立ったなら、それを超えるお金については、年齢に関わらず、思いっきりリスク資産に投資する(ただし、レバレッジは掛けない前提で)という考え方も成り立ちますよね。
あとは、やりたいようにやる!
ということで、「必ずしも年齢とともに安全志向を高めていく必要もないのではないか?」と私は考えております。
セオリーには反するのかもしれませんが、私は「自分が本当にやってみたい投資」を実現していくために、年齢を重ねて資産形成にある程度目途がついた段階で、集中投資の方向に傾斜していくこととなりました。
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