情報とアイデアの安全域。

投資スタンス

これは投資に限らずなのですが、「価値」と「価格」のギャップに利益の源泉があり、そこから効用がもたらされるという考えを私は持っています。

株に関する情報やアイデアについてもそうで、自分独自で得た情報や、そこから構築していったアイデアの価値が、価格を上回る状態をキープしておきたいのです。

つまり、株価に織り込まれておらず、情報やアイデアに「安全域」がある状態が望ましい、ということです。


だから私はIR照会を頻繁にしたり、株主総会に足を運んでその企業や経営陣の持つ空気を体感したりして、自分の中での安全域を作っていくことを心掛けています。

また、SNSで検索をかけて、その情報とアイデアが広く認知されておらず、安全域が保たれているかどうかも気にしています。


逆に私がブログの記事で投資先について詳しく説明する時は、その安全域があまりに大きすぎると感じる場合ですね。
基本的には、「こんなにいい所があるから、みんな見て見てー!!」というスタンスで書くことが多いです。


その場合でも、自分の中にあるものを全ては書き切らないようにしたり、リスクについて言及することを意識しています。

この安全域の解消は、自分が直接的に換金するようなさもしいやり方ではなく、最終的には投資先に結果を出してもらう(私の情報やアイデアの上を行く業績を出す)ことで実現して欲しいという考えがあるからです。


日々の生活や仕事を通じて、一般に知れ渡っていない情報やアイデアを得ることができると、過去の経験上(取れなかったことの方が、よほど多いですが)、それが投資の結果につながりやすいという実感があります。

それは自分が思っている以上に価値があるかもしれませんし、大切にした方がいいと思います。

リタイアして投資において何より苦労しているのは、自分から動かないとそういったものが得られにくいという点にあります。

「出尽くしていない」という安心感は、何物にも代えがたいですね。
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