6/26の総会集中日で迷いましたが、国内外の設備投資の動向について何らかの情報が得られるかと思い、NITTOKUの総会に参加することにしました。
ザ・中小企業のオヤジ的な近藤社長の語り口が楽しみだというのも少々。
株主総会
220席程用意され、参加者は30名強でした。
議長席にはアクリル板が設けられており、近藤社長は着くや否やマスクを外されていました。
時間短縮のため、質問は簡潔に、IRサイトでの質問受付も適宜活用して欲しいとの要請あり。
監査報告は「招集通知記載の通り~」と一瞬で終了。
報告事項については、記載事項を要約したものを読み上げるような形でした。
決議事項は以下の通りです。
- 剰余金の配当の件
- 取締役3名選任の件
- 補欠監査役1名選任の件
ここまで10分程とコンパクトでした。
質疑応答
(理解促進のため、構成・内容には若干手を加えています)
質問は近藤社長が全て答えられていました。
Q
コロナ禍を受けて、海外子会社、特にヨーロッパと中国の現状と今後の見通しを教えていただきたい。
A
ヨーロッパについては、イタリアの影響は大きかったが、オーストリアの拠点は休業しないでリモートワークをしつつ工場運営できていた。受注は旺盛だ。
中国については、蘇州は工場は運営できていて、営業活動は北京駐在の人間が担っていた。
常州の工場は順調。
深センについては、香港事務所からリモートで指示を出しながら、営業活動を行っていた。
(東南アジアを見る上で)一番大事なのはシンガポール。
全般的に日本よりも先に営業は進められている。
Q
来年以降、会場でのパネル展示やパワーポイントでの経営方針の説明を再開して欲しい。
開催については集中日を避けた形で運営いただき、近藤社長はじめ役員の方々の決意表明をまたぜひ聞きたいと思っている。
A
今年はこのような形になり申し訳ない。
コロナ禍が1年で終わればいいが、ウイルスも進化するし何とも言えない。
今年いっぱいで終わることを望んでいる。
所感
全体で20分ちょっとと無駄は無かったのですが、質疑応答も活発で懇親会も開催された昨年を思えば拍子抜けでした。
今後の事業の見通しについて、近藤社長より力強い言葉を期待していたのですが、それも無く。
心なしか元気も無かったような。。
ということで、評価は★★☆☆☆とします。
来年こそは日本の「ものづくり」文化へのこだわりについて、またお話を伺いたいものです。
お土産
昨年に続き、福砂屋のカステラ2本入りでした。
今シーズン私が参加した中では唯一のお土産らしいお土産で、ありがたかったです。
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