目下、1970年代~1980年代前半にかけてのアメリカでの「株式の死」と関連付けるような声も出始め、スタグフレーション到来に対する懸念が高まっています。
個人投資家にとっては何とも気が滅入る展開ですが、かつて「株式の死」時代も含めた13年間で年率+29.2%の驚異的なパフォーマンスを叩き出したのがピーター・リンチ。
こちらの本は主に『ピーター・リンチの~』本3冊を、氏の人生を振り返るマンガを織り込む形でまとめたものとなっています。
ご本人の書かれた本は、話があちこちに飛ぶために良くも悪くも取っ散らかっている印象があります(早口でまくし立てるイメージ?)。
エッセンスを抽出し、日本株への応用も含めて多少肉付けをした形式のこの本は、未読の方にとっては良い入口となりそうです。
やはり小型株こそがアマチュアがその強みを活かせる分野で、「テンバガー」生みの親のお話は何と言っても夢があります。
そして「ストーリー」を組み立て、要約して理解を深めることの大切さ。
ピーター・リンチは、アマチュアとして株式投資を楽しむことの原点を思い出させてくれます。
こういう時期だからこそ、元気をいただけること請け合いです。
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